バックナンバー:バース・デイ

BACK NUMBER #192 2009.4.27 O.A.

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非情な戦力外通告 それぞれの決断に密着
昨年10月、阪神から戦力外通告を受けた正田樹。日本プロ野球界での生き残りをかけてトライアウトに望んだ正田。しかし、どの球団からもオファーはなく、日本球界復帰の道は完全に断たれた。そんな正田に、思わぬ電話がかかってきたのは12月。台湾のプロ野球チーム・興農ブルズから、入団テストを受けてみないかという誘いだった。正田はまだ27歳。野球を諦めるなど、考えられない。今年1月14日、正田は入団テストを受けるため、台湾に渡った。

そこで、正田が目のあたりにしたものは…。実は、このテストは正田の合格へのハードルが上がっているという厳しい現実の中での戦いとなった。というのも昨年末、台湾リーグでは2つのチームが、野球賭博と経営難が原因で解散。行き場のなくなった主力投手を優先的に獲得できた興農ブルズの投手力は、大幅にアップしていた。チームが正田に求めていたもの・・・それは即戦力で先発ローテーションを任せられるかということ。

テストはチームのキャンプ練習に10日間参加し、その最終日に入団の合否が決定されることになっていた。合否が決まるはずの運命の1月23日、正田は社長から意外な結果を告げられる。オフシーズンの1月では、正田の本当の実力を測れないため、テストを3月末に延期するというのだ。これには正田も動揺を隠せなかった。しかし気持ちを切り替え、2ヶ月後に向けて、闘志を新たにした。

一方で、もはや行き場のない現実を静かに受け止めた男もいた。元巨人の吉武真太郎、33歳。トライアウトの前夜に受けた突然の戦力外通告。それからわずか16時間後、吉武は1回目のトライアウト会場にいた。まずまずの投球を見せたと手ごたえを感じていた吉武…しかし、いつまでたってもオファーは来ない。時が経つにつれて、吉武は自分が置かれている状況を実感していった。11月26日、2回目のトライアウトの会場に吉武の姿はなかった。吉武は引退を決め、バッティングピッチャーとして第2の人生をスタートさせた。

3月、正田は最終テストを受けるため、再び台湾の地を訪れた。そこで正田を襲った、更なる試練とは・・・?
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