バックナンバー:バース・デイ

BACK NUMBER #187 2009.3.5 O.A.

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美人スノーボーダー 降旗由紀
バンクーバーを目指す戦いの日々
スピードに乗った豪快なジャンプと、アクロバティックな空中技が観るものを魅了する、スノーボードのハーフパイプ競技。その世界に、とてつもない才能を秘めた女性アスリートが現れた。プロスノーボーダー、降旗由紀、23歳。彼女には世界と戦える武器がある。それは、前方宙返りをしながら1回半ひねるマックツイスト。更に、後方回転しながら1回半ひねるロデオフリップを繰り出す連続技。この複雑な連続技を決めることができるのは、女子では例を見ない。

降旗がハーフパイプを本格的に始めたのは18歳の時。幼い頃から多くのスポーツに親しんできた降旗だが、今まで感じたことのない衝撃を味わったという。以来、ハーフパイプに熱中し、わずか2年という異例の速さでプロ資格を取得。あっという間にバンクーバー冬季五輪、期待の星となった。そして一昨年の7月、降旗に大きな転機がやってきた。スノーボード業界最大手のメーカー、バートンとの契約。プロスノーボーダーとして、これ以上ない後ろ盾を得た。

しかし、そんな降旗を悪夢が襲った。2007年7月、大技ロデオフリップの練習中、着地に失敗。診断の結果、左膝前十字靭帯断裂。すぐに手術が必要な最悪の状態だった。手術は成功したが、復帰までには実に9ヶ月という長い時間が必要だった。そして、五輪の選考がかかった大事なシーズンとなる今年1月、降旗はまたも病院にいた。ワールドカップの練習中、再び左膝を痛めてしまった。今度は半月板の損傷。再び手術することになった。

これまで順調に歩んできた降旗だったが、五輪を間近に控えての相次ぐ悪夢。降旗の心はさすがに折れかかったが、早い復帰を目指し、手術から3日後にはトレーニングを再開した。ハーフパイプの五輪代表選考は、1年間の様々な大会の成績を総合的に判断して決まる。いつまでも休んではいられない。降旗は手術から1ヶ月後に行われるスノーボードのアジア最大の大会、NISSANエクストレール・アジアオープンに復帰の照準を定めた。

2月27日、大会当日。降旗の実力は予選の選手の中でも群を抜いている。ミスさえなければ、予選突破は間違いない。果たして結果は…!?
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