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BACK NUMBER #184 2009.2.12 O.A.

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工藤公康45歳 プロ野球28年目・現役への執念! 〜第2章〜
プロの世界で常にトップを走り続けてきた男、工藤公康。その原動力は、野球に対する並外れたこだわりにある。工藤の辞書に“とりあえず”という言葉は存在しない。どんな練習も、常にテーマを持ち、徹底的にやりとげる。その真摯な姿勢が、工藤を作り上げてきた。

昨年7月。左ひじの故障から4ヶ月が過ぎたが、状態は一進一退を繰り返していた。良くなったかと思えば、痛みがぶり返す…。工藤は珍しく弱気になっていた。40歳を過ぎても、戦う姿勢を失わなかった工藤の脳裏に“引退”の2文字が浮かんでいた。

工藤は何度も今後の事を家族と話し合ったという。富も名声も全て手に入れたかに見える工藤が、このままユニフォームを脱ぐ決断をしたとしても、誰も責めないだろう。だが、工藤の思いは違っていた。“まだ自分はやれる”。 その思いが強く残っていた。ギリギリまで思い悩んだ末、工藤は現役続行を決断した。

工藤に光が差してきたのは、シーズンも終わりに差し掛かった9月。少しずつ、痛みがひいてきたのだ。9月9日、2軍の試合に登板した工藤は、着実に前進する手応えを感じていた。その10日後、工藤がついに1軍のマウンドに帰ってきた。登録抹消になってから、実に171日がたっていた。工藤はとても45歳とは思えないキレのあるピッチングを見せ“まだやれる”ことをアピールしてシーズンを終えた。

昨年12月、工藤は来期の契約にサインした。そして今年2月1日、横浜ベイスターズ・キャンプイン。工藤公康45歳、プロ28年目の挑戦が始まった。
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