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BACK NUMBER #177 2008.12.11 O.A.

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戦力外通告 諦めない男たちの最後の戦い そして第2の人生
今年も多くのプロ野球選手が職を失った。11月に開かれた12球団合同トライアウトには、現役続行の希望を胸に総勢55名の元プロ野球選手が集まった。その中には長年に渡り一軍で活躍し、ファンを魅了し続けた男たちの姿があった。19年間、波乱のプロ野球人生だった東北楽天の吉岡雄二。将来の球界を背負う逸材と期待され、ドラフト1位でダイエーに入団した山村路直。甲子園優勝投手で、新人王にも輝いた阪神の正田樹。ダイエーで中継ぎのエースとして活躍した吉武真太郎は、なんとトライアウト前日に戦力外通告を受けての参加だった。

「それでも野球を続けたい。 諦めきれない」
瀬戸際に立たされた男たちは、最後の戦いに臨んだ。

一方で、第2の人生を歩み始めている男もいる。元西武の柴田博之、32歳。現役時代はシュアなバッティングと俊足で名を馳せたが、戦力外通告を受けた。昨年、2度のトライアウトに全力で臨んだが、合格の知らせは届かなかった。「これから自分が何をしたいのか分からない」 柴田は次の人生に歩みだすことができなかった。しかし、知り合いに頼まれて参加した野球教室をきっかけに、新たな思いが沸き起こった。

柴田は野球塾を始めた。野球塾とはリトルリーグや少年野球とは違い、所属チームとは別に少人数で技術の個別指導が受けられる、言わば野球版の学習塾だ。元プロ野球選手である柴田の丁寧な指導と熱意が伝わり、オープン当初は40人だった生徒数がわずか半年で90人以上に膨れあがった。柴田は現役時代に劣らない情熱で、この仕事に取り組んでいる。
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