バックナンバー:バース・デイ

BACK NUMBER #149 2008.5.22 O.A.

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前田幸長37歳 プロ20年目のメジャー挑戦
運命のトライアウト・・・ 舞台裏密着!
今年4月、一人の男がわずかな可能性を信じて渡米した。プロ20年目にして自ら巨人を退団し、メジャーリーグへ挑んだ前田幸長である。

日本人メジャーリーガーの存在はすっかり定着した感があるが、野球界最高峰の舞台でプレーする夢を叶えるには、まだまだ高い壁がたちはだかっている。メジャーで活躍する多くの日本人選手は脂の乗った最高の状態で移籍するため、当然オファーも殺到する。一方、前田は37歳。加えてここ数年の成績ではオファーが来るかは未知数。ベテラン選手が敢えて無職になるリスクを背負った無謀とも言える決断だった。

そんな野球人生最後の挑戦に家族は賛成してくれた。本当にオファーが来るのか不安がよぎる中、唯一心安らげるのは家族と過ごす時間だった。11月を過ぎ、日本人選手が続々とメジャーとの契約を発表。しかし前田にはどこからもオファーがない。結局、職が決まらぬまま年を越した前田のもとに、メジャーのスカウトたちの前でトライアウトを受けるという連絡が入ったのは、退団から3ヶ月が経った1月20日のことだった。

そしてアリゾナで迎えた運命のトライアウト。受験者は前田たったひとり。しかし、そのピッチングを見にメジャー10球団の関係者が来ていた。スカウトたちを前に、前田は渾身のピッチングを見せる。やるべきことはやった。後はエージェントに全てを託し、結果を待つのみ・・・。

日本に戻った前田に結果を知らせる電話が鳴った。結果は合格。しかしオファーしてきたのは希望していたメジャー球団からではなく、レンジャーズのマイナーチームだった。

そして4月、前田は家族を日本に残し、単身アメリカに飛び立った。チームに合流した前田を待っていたのは想像を超える熾烈な争いだった。マイナーとはいえ、選手の入れ替えの激しいアメリカでは、結果を残さなければ降格や解雇となるケースも珍しくない。果たして前田はメジャーに上がれるのか?
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