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●編集後記 〜スタッフの小言〜

大正野球娘。桜花会その後

最終回を仕上げた後に池端監督がどうしても試合後の桜花会の面々を描きたいということで、エンディングのタイトルバックを新しく作っていただくことになりました。

これから作業に入るのですが、どんな物が出来上がるのか楽しみです。

こちらは、最終話を収録したブルーレイ第6巻に入る予定です。間に合えば…

大正野球娘。朝香中学との再戦を終えて…

番組をご覧いただきありがとうございました。

まだ、MBS、CBC、BS-TBSをご覧いただいている方がいらっしゃいますので、結末には触れませんが、TBSではこれで「大正野球娘。」は、終了です。

ところで、今さらですが改めて朝香中学との練習試合と、この再戦の桜花会のオーダーを紹介します。

練習試合
1.静(一)2.雪(二)3.環(遊)4.巴(三)5.小梅(捕)6.記子(中)7.晶子(投)8.鏡子(左)9.乃枝(右)
(考えてみれば、鏡子は一人だけの下級生でした。)

再戦
1.胡蝶(中)2.雪(二)3.環(遊)4.巴(三)5.静(一)6.小梅(捕)7.晶子(投)8.鏡子(左)9.乃枝(右)
(7、8、9番は逆の意味で、不動のオーダーです。乃枝も自分を含め、打撃に期待できないと考えたことでしょう。)

圧倒的に力の差がある相手と対戦するのですから、打撃戦には出来ません。早めに得点し、後はとにかく失点をおさえて逃げ切るという試合運びに持ち込みたかった桜花会でした。

試合内容については、また後日、書かせていただきます。

さぁ、泣いても笑っても最後!魅せてくれ、土と埃にまみれても美しく可憐な桜花会

ふ〜う。

最終回の収録テープを放送部に入れてきた・・・。
メルマガの最後の原稿も入稿した・・・。
携帯の待受け画像の作業も終わった・・・。

・・・今は、こうして編集後記を書いている。

あ〜ぁ、あっという間だったなぁ。

提供のバックの画は、誰のどのシーンにしよう、
今週の待受け画像は、どの娘で、パスワードは何にする?

どんな作業も全然苦にならず、楽しかった。
ありがとう、桜花会。

さあ、来週は最終回。ついに決着です。見逃してネットで試合結果を知るなんて無い様、
心してください。

それから、この編集後記は、しばらく続けようと思っています。
まだ、MBS、CBC、BS-TBSでは放送しますし、ブルーレイ・DVDも発売されます。そして何より、皆さんに娘たちの事を忘れて欲しくありませんから。

制作が終わるとなかなかネタに困りますが、いろいろと仕込んで来ようと思います。
キャラネタ、野球ネタについて、少しずつ暴露するかもしれません。

それでは、またお会いしましょう。

東邦星華新聞号外企画 桜花会合宿レポート(文責/新聞部・尾張記子)

朝香中学との再戦を控え、強化合宿を行った桜花会。チームを率いるアンナ・カートランド先生に、合宿の成果と試合に向けた意気込みを伺います。

―合宿お疲れ様でした。感想をお聞かせ下さい。
(アンナ・カートランド先生:以下・アンナ)「大変良い合宿でした。一層チームがまとまったと思います」

―具体的には、どんな成果がありましたか?
(アンナ)「はい、個々のレベルアップで言えば、鏡子の守備力が向上しました。また、彼女自身、しっかりとした心構えも身に付きましたから、自信を持って、試合に臨むことでしょう。それから、制球力と負けん気をかって、晶子にマウンドをまかせていますが、弱点のスタミナ不足をかなり克服していて、感心しました。責任感の強さを感じましたね。」

―試合で、鍵になる選手がいれば挙げてください。
(アンナ)「投手の晶子や、4番の巴はもちろんですが、このチームは、男子に対抗するという精神力を全員で持ち続ける事が重要です。その意味では、級長であり発言力のある雪と、みんなの思いを受け止めている小梅の二人を挙げたいと思います。それから、記子のサポートにも感謝しています。」
―感激です。ありがとうございます。それでは、この合宿に100点満点で、点数をつけるとすれば何点でしょう?
(アンナ)「(悩んで)う〜ん。60点ねぇ。」

―えっ、意外と辛い採点ですね。
(アンナ)「公民館の障子の弁償、鏡子に直させたけど材料費は、私の自腹なのよ。これが、マイナス10点。小笠原家の高級別荘に泊まれなかったのが、マイナス10点。そして、肝試しで、誰もおどろかす事が出来なかったのが、マイナス20点。鏡子の件は、事故だからねぇ。」

―・・・・・・ありがとうございました。

以上、高級別荘より、実は肝試しを一番楽しみにしていたアンナ先生の人物像が、浮き彫りにされたインタビューでした。

※アンナ先生、肝試しに全力投球

麗しき晶子のサイドスロー

ついに、朝香中学との再戦が、決まりました。
桜咲く、春先から練習を重ねてきた桜花会の面々。#9では、小倉翁が、感心するほどに
上達していましたね。

以前、この編集後記にて、意図的に下手な動きを作画する苦労について触れました。
池端監督が、BD&DVDの特典オーディコメンタリーで、野球の資料を集めても、
上手な素材しかなく、困った話を語っています。

ですが、今の桜花会はもう違う。特筆すべきは、晶子のサイドスローですね。
低めのコントロールを重視するため、晶子は、サイドハンドになりました。今では、
たくさん集めた資料を参考に、晶子らしく麗しいフォームを見せてくれています。

巴のバッティングに、モデルとなった選手がいる事を書きましたが、晶子のピッチング
にも、イメージの基となった選手がいます。

打たせても取るし、振らせても取る低めへの絶妙のコントロールを持ち、当時バッテリー
を組んでいた名キャッチャーとの抜群のコンビネーションで、一時代を築いた名投手です。
晶子と小梅のバッテリーもあやかりたいとの思いも込められています。
もう、誰かはお解かりですね。

ナックルとは別の魔球も研究中!

今日もグラウンドに晶子の「えいっ!」が響き渡る。