トピックス:ドラマ特別企画『あにいもうと』

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石井ふく子プロデューサーが語る“みどころ”

石井ふく子プロデューサー、「自分の作品で初めて泣いた…」

1990年から続く国民的ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』など、プロデュースを手掛けた作品は1000本を超え、その記録がギネスブックにも認定されているホームドラマの名手・石井ふく子さん。「私には他のジャンルのドラマは作れない」と、断言するほどホームドラマにこだわる石井プロデューサーの最新作がドラマ特別企画『あにいもうと』です。
脚本は、1969年から26年間、実に48作品を誇る国民的映画「男はつらいよ」の生みの親・山田洋次さん。それぞれの形で家族劇を描き続ける2人が30年ぶりのタッグで、かつて渥美清さんと倍賞千恵子さんの共演でドラマ化した同作を現代によみがえらせます。
2018年版となる今回は、兄妹役でテレビドラマ初共演を飾る大泉洋さん、宮﨑あおいさんをキャスティング。「お二人に出会えたことは、私の財産」だと語る石井プロデューサーに本作のみどころやホームドラマへのこだわりをうかがいました。

「ホームドラマはサスペンス」
ホームドラマにこだわる理由について石井プロデューサーは、「時代の流れと共に家族の在り方や考え方が変わってきています。その中で、迷っている人の道しるべになるような作品を届けたいというのが私の願いです。私にはもう家族はいません。だから、余計に家族というものに憧れを持っているんですね。私は今までホームドラマだけしか作ってきていないので、他のジャンルのものは作れないんですよ」と、きっぱり。
そして、自作へのこだわりについては、「家族の生活の中には、色んなサスペンスがあるように思えるんです。そのサスペンスの絵解き、つまり、ラストは愛だと思うんですね。家族には色んな面があります。ときには怖いくらいに。それらはやはり愛から出ているものだと思うんです。心のサスペンスが愛という形になっていく、そういった物語を描いていきたいですね」と、胸中を語ってくださいました。

<写真05-1>

「自分の作品で初めて泣いた」
大泉洋さんと宮﨑あおいさんが演じる兄と妹の激しい喧嘩がみどころのひとつでもある本作。喧嘩のシーンに殺陣師がつくほどリアルを追求した背景とは?「このドラマの兄と妹は自由な生き方をしています。お互いに口喧嘩したり殴り合ったりします。なぜそうなるのかというと、愛情があるからなんです。殴り合うなんて普通だったら大変なことですよね。どんなに喧嘩しても心の深い部分では繋がっている。そういうものが最終的に兄妹っていいなと思わせたいですね」と、内情を明かしてくださいました。そんな兄妹を見事に描き切った山田さんの脚本については、「山田さんの家族の描き方は、ただ明るいだけではなくて、人間の心を温めたり、ときにはえぐったりします。すごく勉強になりますね。私は、山田さんの脚本をお手本にしています」と、絶賛。そして、出来上がった作品を見た感想をうかがうと、「これまで自分の作品で涙を流したことはなかったのですが、今回は泣きましたね。まだ劇中の音楽が入っていない状態でしたが、このまま音楽を入れなくてもいいのではないかと思うくらい感情がすごく伝わってきたので、珍しく涙が出ました」と、おっしゃっていました。

<写真05-3>

1972年放送の前作では描き切れなかった“特別な結末”を用意している今作。
渥美清さん・倍賞千恵子さんが演じた兄と妹を、大泉洋さんと宮﨑あおいさんがどのように演じるのか。お二人が演じる伊之助と桃子にご期待ください!

ポスター撮影

公式サイトのトップページは“『あにいもうと』のポスター”をもとにデザインしています。
そんな兄と妹のポスター撮影は4月下旬、赤座家シーン収録後に行われました。

<写真03-1>

まずは大泉洋さんから。
「自然に歩いてください」「タイミング合わせて撮影します」とアートディレクターさんとカメラマンさんから説明があり、カメラの前を颯爽と歩く大泉さん。「チェックします!」と声がかかり、パソコンのモニターを覗き込んだ大泉さん。すると、「何だか、内股っぽく見えますね(笑)。これ意外と難しいなあ〜」と首をかしげ、その場で立ち方を試行錯誤。「右手前?左手前?」と繰り返すうち、「どんどん自然じゃなくなってますね(笑)」とポツリ。
「左足前で、両手は体よりも広げる感じがいい」と石井プロデューサーからの要望もあり、「(歩かずその場で)美しい形を作ってみるので、撮ってみてください」 と大泉さんは目線の位置を確認しつつ、顔、体、腕、足の角度を調整。ポージングはもちろん、表情違いも撮影し、大泉さんの撮影は20分ほどで終了しました。

続いて宮﨑あおいさんの撮影。
大泉さんの撮影中、宮﨑さんは隣のお部屋でスタンバイ。大泉さんから「お先に〜」と声がかかると、「え?一緒に撮るんじゃないんですか?」と寂しそうな宮﨑さん。
スタッフ「いた方がいいよね?」
宮﨑さん「お兄ちゃんの姿、見ながら撮りたいです」
大泉さん「え?なんで?」
カメラマン「大泉さん、ここに立ってください(とセットの端を指示)」
大泉さん「え?あおいちゃん、すごい女優さんなんだから、僕、いらないでしょ。邪魔でしょ?(笑)」
宮﨑さん「邪魔じゃないです。いて欲しいです(笑)」
大泉さん「え?えーー(笑)」
と全体の空気に促され、スタジオの隅っこに立つ大泉さん。
その姿を見ながら、宮﨑さんの撮影がスタート(笑)
「僕、いらないよね?」「いなくてもイメージできますよね、大女優ですよ、宮﨑さんは」とブツブツ言い続ける大泉さんに一同は大爆笑。帰るに帰れない状況に「そろそろ、僕がいなくても大丈夫ですよね?こんなことなら、僕の時もいてくれたらよかったのに…」と大泉さんがボヤキ?はじめ……「お兄ちゃんの姿、目に焼き付けました。ありがとうございます」と宮﨑さんが解放宣言(笑)。楽しそうなお2人の掛け合いにほっこりと和むスタッフ陣。ポスター撮りとは思えないほど、笑いの絶えない中、宮﨑さんの撮影は終了しました。

ある日の撮影では、「ほんとの兄弟に見える?」と不安がる大泉さんに、「私の中では違和感はないです」と優しい笑顔の宮﨑さん。「あおいちゃんにね、“違和感を拭い切れなかった”なんて言われたら、僕、どうすればいいのか(笑)でも、世間は言うんですよ〜、大泉洋と宮﨑あおいは兄妹に見えないって〜(笑)」などと、2人は楽しそうに話していたのですが……みなさん、大泉洋さんの兄、宮﨑あおいさんの妹、いかがですか?
ポスターの感想や応援メッセージは、“メッセージ”までお願いします。

大泉洋さん、大工仕事現場レポ

4月22日、大泉さん演じる伊之助が大工仕事に汗を流すシーンの撮影でした。この日は4月だというのに気温30℃を超える真夏日。実際に建築途中の家の敷地をお借りしてのロケだったので本当に暑そうでした……。

<写真03-1>

意外にも大工役は初めての大泉さん。大工仕事監修の熊谷さんから作業のイロハを学び何度も練習して、リハーサルを繰り返して、いざ本番……と、いきたかったところですが、そこは職人仕事。作業の一つ一つが本当に難しく、かなり苦労したそうです。

ですが、撮影後に感想を聞くと「楽しかったですね」と、予想外のコメントが。ノミで木材をはつるシーンでは、「(木材を削る)カン!カン!というリズムが分かると良い感じに出来ましたね」と、興味津々の様子。そして、ノミを研ぐシーンでは「特有の音があるんだよね。私がイメージしていた刃を研ぐ音はダメな音だったんだなということがよく分かりました。シャー シャー シャー シャーって音が鳴ったらダメなんです。(職人さんは)クックックックックッみたいな音なんですよ」と、身振り手振りを加えて大工仕事の醍醐味を語っていただきました。

<写真03-2>

宮﨑あおいさんクランクイン!

主人公・大泉洋さん演じる赤座伊之助の妹・桃子役の宮﨑あおいさんが長野県上水内郡にある大自然に囲まれた道の駅「しなの」でクランクイン! <写真02>

天候にも恵まれ快晴の中で撮影スタート。ファーストカットは、宮﨑さん自らの運転で大型トラックを駐車スペースに入庫するという難しいシーンでした。

なんと宮﨑さん、配役のために大型自動車免許を取得したそうです。リハーサルではハンドルやシフトレバーの操作を入念にチェック。教習車と多少勝手が違った部分に不安を見せつつも、カーアクションの担当者は、「免許取得から今日までのブランクを感じさせない落ち着きぶりでした。運転はとても上手でしたよ」と、その腕前を絶賛していました。

トラックの運転を終えた宮﨑さんにお話しを伺うと、「大型車特有の目線の高さを知っているのと知らないのでは、この役の感覚が変わってくるかなと思う部分があったので、(免許取得を)お願いしました」と、役への熱意を語ってくれました。ドラマの内容はもちろんですが、大型トラックを操る宮﨑さんの格好いい姿にも注目して下さい!

大泉洋さんクランクイン!

『あにいもうと』主人公・赤座伊之助を演じる大泉洋さんがクランクイン! <写真01>

場所は、春なのに寒風が吹きすさぶ荒川の土手でした。ファーストシーンは、妹・桃子(宮﨑あおい)の恋人・小畑裕樹を演じる太賀さんと対峙するシーン。

大きな動きに加えて長尺のセリフがあるヘビーなシーン。撮影後に大泉さんが「もうちょっと緩やかにスタート出来なかったのかな…」と、呟くほど大変なシーンでした。

さらに、今にも雨が降り出しそうな曇り空、冷たい風、近くを走る電車の通行待ちなど、シーンと同じく環境もヘビー。

撮影後に今日の感想を伺うと、「いや〜、なかなかのシーンがクランクインでしたね。なぜこれほど大変なシーンが私のファーストシーンだったのかは分からないんですけど……。とにかく大変だった……ヘビーでしたね」と、お決まりのトーンで周囲を笑わせていました。その後、「…ですが、まあ、今日で役に入れましたね」と、完走に向けて心強い言葉も頂きました!

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