2018年6月25日(月) よる8時放送

ドラマ特別企画『あにいもうと』

番宣画像

みどころ

山田洋次脚本×石井ふく子プロデュース
兄と妹の複雑な情愛を描いた不朽の名作をドラマ化!
大泉洋&宮﨑あおいが兄妹役でドラマ初共演!

宮﨑あおい、波乃久里子、笹野高史、大泉洋

左から、宮﨑あおい、波乃久里子、笹野高史、大泉洋

 TBSでは6月25日(月)よる8時からドラマ特別企画『あにいもうと』を放送する。(よる8:00~10:00)
原作は室生犀星が1934年に発表した同名小説。野性味にあふれ本能的に生きる一家を舞台に、兄と妹の狂おしいほどの情愛を通して家族の在り方を見つめる人間ドラマだ。これまで、テレビと映画で幾度となく映像化され、時代と共に移り変わる家族のあるべき姿を映し出している。
 この原作を「男はつらいよ」シリーズをはじめとする数々の名作を手がけている名手・山田洋次氏が脚本化。そして、これまで“家族”を描くことにこだわり『渡る世間は鬼ばかり』をはじめ、ホームドラマの傑作を世に送り出している石井ふく子がプロデュースを務める。両氏がテレビドラマで脚本とプロデュースを担当するのは、1988年に放送された『くもりのちハーレー』(TBS)以来30年ぶりとなる。なお、1972年に放送された『あにいもうと』(TBS)でもタッグを組んでいる。今回は、当時のストーリーにはなかったもう一つの結末を描き出す。
 大型スペシャルドラマにふさわしく豪華キャストが顔を揃えた。主人公・赤座伊之助を演じるのは大泉洋。伊之助の妹役・桃子を演じるのは宮﨑あおい。今や日本を代表する俳優である2人が兄妹役でテレビドラマ初共演を飾る。さらに、赤座家の次女・佐知役に瀧本美織。父・忍役に笹野高史、母・きく子役に波乃久里子とベテラン勢が脇を固める。

出演者

赤座伊之助 大泉 洋
赤座桃子 宮﨑あおい
赤座佐知 瀧本美織
小畑裕樹 太賀
岡村咲江 西原亜希
三四郎 七五三掛龍也
シマ 一路真輝
パティ シャーロット・ケイト・フォックス
赤座 忍 笹野高史
赤座きく子 波乃久里子

スタッフ

制作 … TBS
脚本 … 山田洋次
原作 … 室生犀星「あにいもうと」より
演出 … 清弘 誠
プロデューサー … 石井ふく子

あらすじ

 東京下町で工務店を営む赤座家。兄の伊之助(大泉洋)は、父であり棟梁の忍(笹野高史)の下で大工職人として働き、妹の桃子(宮﨑あおい)は大型トラックの運転手をしている。体力仕事をしている兄妹だけあり、家の中はいつも血気盛んだ。
 ある日、桃子が恋人との間に出来た子を流産したことを家族に打ち明ける。相手の男の事を何一つ話そうとしない桃子に対し、伊之助が激怒。人一倍桃子を可愛がる伊之助は、居たたまれなくなり桃子を殴ってしまう。そんな行き過ぎた愛情を有難迷惑に思う桃子は反発。伊之助の腕に噛みつき、兄妹喧嘩はやがて嵐のような騒ぎとなる。翌日、桃子が家を出て行ってしまう。
 それから半年後、赤座家で忍の古希の祝いが開かれる。計画したのは伊之助だ。忍のお祝いは表向きの理由で、実はそれを口実に桃子を帰宅させるのが目的らしい。そのことを妹の佐知(瀧本美織)から聞かされた桃子は仕方なく帰宅することを決める。
 半年ぶりに家族が顔を揃える赤座家。誰もが心待ちに桃子の帰りを待つ中、突然、桃子の恋人だった小畑裕樹(太賀)が訪ねて来て…。

会見コメント

<石井ふく子プロデューサー>
先ほど山田さんと「私たちが出会ったのは50年以上も前なんですね」とお話したのですが、お会いすることはあってもお仕事するのは30年ぶり。やっと念願が叶いました。
『あにいもうと』は、1972年(昭和47年)に、山田洋次さん脚本、渥美清さんと倍賞千恵子さんでテレビドラマ化した、私にとって思い入れのある作品です。
そして今回ドラマ化するにあたり、誰に兄と妹を演じてもらうべきか、ずっと考えておりました。山田さんとも相談し、今までお仕事をしたことのない方がよいのでは?と、大泉洋さんと宮﨑あおいさんにお願いをしました。今回、お二人に出会えたことは、私の財産です。

そして、山田さんの脚本がすごく素敵なんです。
現在、2020年のオリンピックに向けて、様々な場所で建設工事が行われていますよね。その中で、昔ながらの工法で日本の伝統技術を守る大工さんを描いてみたいと思い、山田さんと取材を行いました。物語の中では、赤座家は工務店を営んでいるという設定で、大泉さんには昔ながらの大工を演じていただきました。

家族の在り方をもう一度考え直すことのできる、素敵な作品になったと思います。

<脚本・山田洋次さん>
今から40年以上前、石井ふく子さんとは20本近いテレビドラマを作ってきました。そのことを懐かしく思い出します。石井さんとお会いする度に「ぜひ、またご一緒しましょう。いい本を書いてください」と言われ続けてきたのですが、ある時期から“もう一度『あにいもうと』をやりたい”と思うようになりました。もっと膨らませた形の結末を描いてみたいと。そして今回、このような形で実現できてよかった。いい俳優さんが見つかればいいなと思っていたのですが、大泉洋さんと宮﨑あおいさんという素晴らしい配役に決まり、テレビドラマ化できたことを嬉しく思います。

<赤座伊之助役 大泉洋さん>
赤座伊之助という昔ながらの下町の大工を演じました。石井プロデューサーがおっしゃっていましたが、このドラマはオリンピックで近代的な建物が建つ中、昔ながらの仕事をする大工さんを描いている。それは面白い切り口だなと思いました。また、脚本は山田洋次さん。僕らの世代にはたまらないですよ。子供の頃から、『男はつらいよ』を見ていましたし、僕はよくモノマネをするのですが、4歳くらいかな?人生で初めてモノマネをしたのが“寅さん”で。「そうだよ、さくら」と真似をすると親が笑ってくれるのが嬉しくて。
脚本を読んだとき、“寅さん”がいるような気がして興奮しました。
妹への愛情、家族への愛が詰まっていて、尚且つコメディの要素が入っていて面白い。こんなに素敵な役をやらせていただけることは、ここまでがんばってきた僕へのご褒美じゃないかと。この役に出会わせてくれて本当に感謝しています。

<赤座桃子役 宮﨑あおいさん>
初めて台本を読ませていただいたとき、もんち(私の演じる桃子は“もんち”と呼ばれています)という女性が大好きになりました。そして、もんちを演じられることにワクワクしました。

大泉さんはみなさんご存知のように、ムードメーカーで、現場ではいつもみんなを笑わせてくれました。しかしもんちは、お兄ちゃんのユーモアに笑わず、喧嘩し、いつも悪態をつくような人。演じていて思ったのは、この兄妹はすごく似ているなと。似ているからこそぶつかってしまう。喧嘩をしてしまう。大好きだからこそ許せないところがたくさんあるのだなと強く感じました。

とても愛に溢れた物語を、石井プロデューサー、脚本の山田さん、清弘監督と話し合いながら一生懸命作り上げました。家族みんなで楽しんでいただけると思います。

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