スタッフブログ|TBSテレビ:夢の扉

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小さな奇跡の数々

初めて愛星寮を訪れたのが、昨年の6月。

北星余市高校の中でも特に“ヤンチャ”な生徒が集まる男子寮ということでごっつい、声の大きな、パンチの利いた寮母をイメージしておりましたが、ウメ子さんに最初お会いして感じたのは、やさしく穏やかな印象でした。

しかし、あらゆる悪さを経験し、地元に居場所をなくしてやってきた生徒たちが、ウメ子さんの前では、凄く素直な優しい目になります。
卒業式、ド派手な衣装を着てウメ子さんと号泣していた生徒は、入寮時、手が付けられないほど荒れていたといいます。しかし、ここで夢を見つけ大学へと進学していきました。
見た目は近寄りがたい強面の生徒が、ウメ子さんの前だと甘えた表情に。そのギャップは何度見ても不思議な光景であり、取材期間が長引く要因でもありました。
“彼らの変わる瞬間”を求め、いつしか1年の月日が過ぎてしまいました・・・

番組では描けませんでしたが、中学1年で壮絶なイジメに合い、3年間引きこもり生活を続けていた生徒がいました。
彼は今、学校が楽しくて仕方ないといいます。以前は人の視線が怖くて部屋に閉じこもっていた彼が、今では生徒会で人前に堂々と立っています。

北海道の片田舎で起こっている小さな奇跡の数々。
その一つに出会えたことは取材をしていて何よりの喜びでした。

テレコムスタッフ 二田靖章

2009年6月14日(日)
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