あらすじ

第4話「冤罪の連続殺人者」

女性の遺体が発見された。遺体のそばには別の遺体を写した写真が置かれてあり、この手口は5年前に起こった連続殺人事件とそっくりだった。5年前の事件の捜査も担当していた 神山 (和久井映見) は当時の被疑者・野島賢治 (山崎銀之丞) の犯行だと感じる。しかし、野島は4年間拘留された末に証拠不十分として半年前に無罪が確定、いまや冤罪被害者として扱われていた。簡単に捜査することのできない野島にこだわる神山に、一ノ瀬 (北村一輝) は 「犯人を捕まえることに執着しすぎると、真実を見誤る可能性がある」 と意見する。本田 (谷原章介) はそんな一ノ瀬を訝しがる。

一ノ瀬は5年前の事件被害者の中で唯一命が助かった 牧野弘枝 (西尾景子) に会いに行く。弘枝は夫・健一 (林泰文) と娘・ゆい (吉田里琴) と暮らしていたが、事件に遭い意識不明の状態が続いていた。一ノ瀬は健一に、弘枝に意識があるのか科学の力で試したい、と提案し…。