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インタビュー

三谷佳菜子役 シシド・カフカさん

Q. 演じる三谷はどんなキャラクターですか?

仕事に真面目すぎるがゆえに、融通が利かない女性です。私は、彼女のように皆勤賞ではなく、隙あらば休もうとしていたタイプではあるんですが(笑)、演じてみて、似ているなと感じるところがいくつかあって、共感しながら演じています。

Q. ご自身との共通点というのは?

たとえば、三谷のように人に強要するかは分からないですが、私も自分がここまでやろうと思っていたノルマが終わらなかったら、定時関係なく残って仕事をするだろうなとか。残業が必ずしも悪だとは思っていない。そういう仕事に向かっていく姿勢や感覚が自分と通じるところがあるのかなと思いました。
あと、中途入社である三谷が感じていた、自分の知らないところで何かが始まってそこに後からのっかるのが怖いという気持ちも分かる気がします。昔は特にそうだったんですが、ずっとその場にいないと気が済まないというか。飲み会は最後までいなきゃとか思っていましたし(笑)。

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Q. 演じるにあたって意識したところは?

今までそんなに自分自身から遠い役を演じたことがないので役作りと言っていいのか分からないのですが、いろいろ想像して人物像を作り上げます。「きっと彼女ならこういうことは言わないだろうな」とか「まっすぐ人の目を見て話すタイプだろうな」とか。
監督からは、自己肯定感が低い女性だというのを最初から聞いていたので、そこを意識しつつ、具体的には現場の空気感で探るようにしています。大きな声で怒るシーンもありますし、反対に弱さを見せるシーンもあって、自己肯定感の低さを表現するのにもいろいろあると思うので、現場でいろいろやってみて作り上げています。

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Q. 最初こそ結衣のことを敵視していた三谷ですが、今となっては良き同僚ですね。

最初は自分のことで精いっぱいだったんでしょうね。だから人が陰で頑張って積み上げている努力が見えていなかった。結衣のことも特に苦労もせずに、何でもそつなくやってしまうように見えてしまっていたんだと思います。
でも、1話で結衣が気持ちを打ち明けてくれて、それに対して自分と通ずるものがあることに気付いてから結衣を見る目が変わってきて。その後は、結衣という興味のある対象にすりよっていきながらシッポを振る、みたいな感じになっているのかなと思います(笑)。

Q. 撮影現場の様子を教えてください。

吉高さんを筆頭にすごくにぎやかな現場です。私は、彼女の笑い声とムチャぶりに弱いんです。ムチャぶりされると、その期待に答えられなかったらどうしようと思って耳が真っ赤になってしまったり(笑)。撮影の合間に急にゲームが始まるので、とっさに反応するのが大変です(笑)。
あとは、シーンの流れ的に台本にはないアドリブで会話を進めることがあるのですが、吉高さんが思わぬ方向に進めていくことがあるので(笑)、そこで三谷になりきって平然とお芝居を続けていくのがなかなか大変だったりします。

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Q. アーティストとして、女優として多方面で活躍されていますが、両者をやって感じる違いや共通点は?

表現するという大きいくくりでいえば同じなのかなと思っています。ただ、音楽の仕事と演技の仕事は同じ日にできないんです。どうやらモードが違うみたいで。もしかすると、音楽の前に仕事後に演技の仕事はできるかもしれないけれど、演技の仕事の後に音楽の仕事はできない。その意味でスイッチが違うんだなと改めて感じています。お芝居を始めたばかりの頃は、演技のお仕事を100%でやっている俳優さん、女優さんの中で仕事をさせていただくんだからと気を張っていたところがあったのですが、共演者の皆さんに受け入れていただいて、ミュージシャンのシシド・カフカとしていけばいいんだと自分でも感じられるようになってからは楽になりましたし、「大きな違いはないんだな」とより思うようになりました。

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Q. 最後に作品の見どころをお願いします。

いろんなキャラクターが登場して、それぞれの働き方に対して当てはまるなと感じるところもあるでしょうし、ハッと感銘を受けるところもあると思います。
いろんな人の人生を見ながら自分自身の働き方というものを見つけて自信を持って貫ける、そんな勇気を持てるようなドラマになればいいなと思います。そして、そんなそれぞれの働き方を認めてあげられるような社会になればいいですよね。

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