Interview 木林南雲役/竜星 涼さん

Q. 葬儀屋・木林を演じる上で意識していることは?

木林はUDIにご遺体を運ぶ葬儀屋であり、影では中堂に協力して“赤い金魚”の遺体を捜す裏の顔も持っている人物。序盤から物語の本筋と違うベクトルで動く部分も多いので、独特の“怪しさ”は意識しながら演じています。UDIメンバーがテンポのいい会話劇を繰り広げているところから、木林の登場によって雰囲気を一気に変える怪しげな存在感というか。オリジナル脚本なので、何もないところから役を作っていくことは難しいですが、逆に言えばそれだけ可能性が広がるということ。自分でイメージをふくらませても、次の台本を読んだら『ちょっと違ったかな』と思うことももちろんありますが、それがオリジナル脚本ならではの面白さでもあると思います。こういう感覚で役を作り上げることは最近あまりなかった気がするので、委縮せず自由に演じさせてもらっています。

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Q. 共演者の皆さんの印象は?

石原さんと井浦さんは今回が初共演です。石原さんは、とても話しやすくて気さくな方。座長としての存在感もありながら、持ち前の柔らかい雰囲気で現場に良い空気を作り出していらっしゃる素敵な方だと思います。木林はたまにしかUDIラボでの撮影がないのですが、そんな僕が居やすいような空気感を自然と作ってくださるので、とてもありがたいです。
井浦さんは出演作をたくさん見てきたので、今回共演させていただくことが楽しみでした。クールな方なのかなと思っていたのですが、とてもフレンドリーな方。現場でも楽しくお話しをさせていただいて、いい意味でイメージを裏切られました。
初めてご一緒させていただく緊張感とワクワク感を持ちながらも、『アンナチュラル』の現場ではとてもいい刺激をもらっていると感じています。とにかくUDI メンバーの皆さんがいつも楽しそうなので、内心はもっとラボの方に行きたいなぁと思っています(笑)。

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Q. 竜星さんが思う『アンナチュラル』の魅力は?

法医学をテーマに「生」と「死」のポイントをついてくる、今までありそうでなかった新しい医療ドラマ。
「生」と「死」の近さを感じることで、生きることへの希望を持てる部分もあると思います。スカっとする要素もあるので、金曜の夜に楽しんでいただけたらうれしいです。

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