高橋光臣さん(山下陽太)
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- 最初に台本や原作を読まれた印象を聞かせてください。
- 僕は普段、少女マンガを読まないので、原作を読んでみて「なるほどな、女の子ってこういう世界観を持っているんだ」と、とても新鮮でした。「女の子の目線で見ると、いつも生きている世界とちょっと違って見えてくるな」と思いながら原作を読んでいたんですけれど、僕の役がいなくて(笑)。だけどプロデューサーから「キーになってくる人物だから」と言われた通り、ドラマでは陽太をすごくインパクトの有るキャラクターに作ってくださって、驚きながらも納得しました。陽太と、橋本マナミさん演じる遥香は原作にいないキャラクターですけど、ゴールが見えずに走っている状態の中、陽太には制約がないので「なにをしてやろう」と、今までの作品とは違う役の進め方が出来るので、すごく楽しいです。
- 「男と女の目線が違う」とおっしゃいましたが、具体的にどういうところなのでしょう?
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男からすると、女性が求める言葉や行動に恥ずかしい部分があるんです。現実の男がこれをやるのはハードルが高くて「そんな男いるか!」って思ったりする中、1話の最後で僕をエレベーターに投げた滝沢さんが言った「彼女は俺のものだ!」というセリフを聞いて「あっ、このセリフを言って違和感のない人がいるんだ」と思ったんです。並の男が言ったらあれはすべると思うんですが、「ハマってる」というか、役じゃなくて本当に「あ、かっこいいな」と思いました。僕にはあんな風には絶対に言えませんし、おっしゃっている滝沢さんは、多分苦労されたと思いますね。
- ストーカーになってしまった陽太の気持ちをどのように感じていますか。
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未亜と別れた後、単に外で待っていて花束を渡すくらいならば、人によっては気持ち悪がられるかもしれませんが、まだ許容範囲だと思うんです。ただ、人の家に入り込んで人がシャワー浴びているのを覗き込んでいる…あれはアウトです。陽太としては、純粋に彼女を守りたい、彼女との未来を想像したい、というだけなんですが、そのラインを一度超えてしまっているので、未亜も恐怖しか感じられないでしょう。ただ海里さんとの恋ついては未亜に「かわいそうだな」と言いましたが、彼女が悩んでいる部分を純粋に「かわいそうだ」という気持ちがあると思いますね。
- さまざまなタイプの男性が登場しますが、陽太役としてはどう感じていらっしゃいますか?
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登場する男子メンバーが全員すごくスマートでかっこ良くて、大多数の男性は「こんなかっこよくいかない!」と、陽太の目線のほうが近いような気がするので、だったらその声を陽太が発信していこう!というつもりでいます。
しかも海里さんも久野さんも、みんなチューしていて、役得ですよね。陽太もしてもいいんじゃないか、と思うのですが…ないでしょうね(笑)。最近は宮沢さんの印象が良くて、そこにも何とか絡んでいけないかな、と目論んでいます(笑)。
- 演じる上で、役作りなど意識していることはありますか?
- ごくごく普通の人が、ちょっとしたことで掛け違えて行くさまがポイントになると思っているので、私生活でもインストラクターの陽太がいきそうなお店とかをチョイスして行ったりしています。例えば高級レストランで陽太が悩んでいるのはおかしいと思うので、ファーストフードとか気軽に行ける所に行って、実際にそこに居る人を観察したりしています。
- 武井咲さん、橋本マナミさんとは現場ではどんな雰囲気ですか?
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武井さんとは今回が2回目の共演なんですけど、未亜という明るくて、でもすごく悩んだりしながら、がんばって仕事していたり、という人物像に、武井さんがマッチしているなと思います。今まで見てきた武井咲さんよりも、とても大人っぽいですし、このドラマでさらに綺麗になったと思いました。
陽太と未亜はもともと付き合っていた、という関係なので、親しさはあっていいと思うんです。役柄としてかっこつける必要がないので、カメラの回っていない時にはいろいろなお話しをさせてもらっています。
橋本マナミさんは大人っぽい方ですし、静かな人かなと思っていたのに、話しかけたらケラケラ笑ったり、とても気さくに話してくださいます。いろんなことを話してくださるので、安心して転がされています(笑)。
- ご覧の皆さまにメッセージをお願いします。
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ジェットコースターのような男女の恋愛模様が、さらにスピードを増して激しく展開していきますので、そこを楽しみにしつつ、陽太がどうなっていくのか、視聴者の皆様と一緒に陽太の最後を見届けられたら…と思っております。陽太としてはただじゃ終わらせないぞ、という思いもありますので、楽しみにしていてください!