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観測日誌

日曜劇場「流星ワゴン」:最終回 2015年3月22日 日曜よる9時〜放送
by. HomePage STAFF
12. 2014.12.28 Sun. 「朋輩」という存在
「はじめに」やプロデューサー日記など、このドラマは「朋輩」という言葉がキーワードになってきます。ふと見ると読めない方もいらっしゃいますよね。「朋輩=ほうばい」、詳しくは川嶋プロデューサーの「朋輩日記」をお読みいただければと思いますが、大切な信頼出来る仲間のことです。一雄さんのお父さんの忠雄さんは、この「朋輩」という存在をとてもとても大切にしています。
写真:12-1
朋輩じゃ!
忠さんは広島県福山市鞆の浦で生まれ育ち、ここで出世しようと身ひとつで頑張って頑張って頑張ってきた人です。その頑張りを助けてくれる人、親友とも違う「朋輩」という存在。その朋輩のためになら、どんな苦労も厭わない、それが朋輩というもの。
仕事も一緒に盛り立てていて、みんなでの食事会もよくやっています。でも大人たちの集まりなので、小さい頃の一雄さんと妹の智子さんはちょこっと離れたところに座っていることが多かったようです。でも智子ちゃんにはケーキがあれば嬉しい!ホールケーキって、どうしても切る場所によってイチゴが多く乗っていたり、一個しかなかったりと差が出てしまうのもご愛嬌。だけどそれは子どもにとっては大問題!お兄ちゃんには二つあるのに自分のにはなかったら悲しいですよね。しかも落としちゃったりしたらもう悲しさ倍増!
監督「向こうに居るお父さんにも聞こえるように、大きな声で泣いてね。」
写真:12-2
ほら、あそこで盛り上がってるから
イチゴのことで泣き出しちゃった智子ちゃんに、忠さんは「なんじゃそれくらいのことで!」と顔をしかめます。だけど怒っているわけではないんですよ、広島弁ってどうしても怒っているように聞こえてしまうんですけれどね。
智子ちゃんにイチゴを食べさせてあげようと、朋輩の皆さんに合図します。
香川さん「もっと『いちごー、いちごー、いちごー!!』ていうふうに思いっきり泣いてて。ほら、そしたらおじちゃんたちがイチゴくれるからね。」
監督「えーんえーんって。顔ぐしゃぐしゃになっちゃうくらい。それがイチゴたくさんもらって嬉しくなって、ていうのを撮るからね。」
写真:12-3
えーんって泣いて。
写真:12-4
朋輩のみんなが怖くて泣いてるんじゃないからね!
監督「ほらイチゴもらったら笑って!嬉しいよね、二個どころじゃないからね!」
朋輩の皆さん、いっせいに自分のイチゴを智子ちゃんにくれますが、お酒じゃなくてケーキ食べてるんだ(笑)。
智子ちゃんがどれくらいのイチゴをもらったかと言うと…
写真:12-5
朋輩の皆さんのイチゴ全部
しかし朋輩の皆さんの衣装、派手と言いますか何と言いますか…30年前って、こんなだったかなあ…
日笠さん「広島に住んでいるぼくのおじは、今でもこんな感じの服着ています!」
写真:12-6
ぼくの私服は違います!
信用できる仲間たち、それが朋輩。朋輩をたくさん作ろう。顔は怖くても(失礼!)忠さんのためなら、忠さんの家族のためなら。小さな一雄くんと智子ちゃんの目に、この怖そうな朋輩のみんながどう写っていたかは分かりませんが、朋輩という大切な存在だけは分かってくれたんじゃないかな。
皆さんもそういう大切な存在をたくさん作ってくださいね!
写真:12-7
朋輩になりました!

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