2017年10月期連続ドラマ

行田市はこんな町だ!

日曜劇場『陸王』の舞台となる埼玉県行田市。埼玉県内唯一の“日本遺産”として登録されている「足袋&足袋蔵」が全国的に有名なほか、実は埼玉県名発祥の地だったり、戦国時代に名を馳せた名城があったりなどなど“知る人ぞ知る”話題がたくさん!

フライ・ゼリーフライ & 行田古代米カレー

行田市のB級グルメとして有名なのが、「フライ」と「ゼリーフライ」という料理です。どちらも“フライ”という名が付いていますが全く別物。フライは小麦粉をゆるく水に溶き、ネギや肉、卵などの具材を加えて、鉄板の上で薄焼きにして青のりをふりかけ、ソースや醤油ダレをつけて食べる、お好み焼きのようなもの。足袋産業が隆盛の頃、工場で働く人々のおやつとして広まったそうで、当初はフライパンで焼いていたことから“フライ焼き”と呼ばれていたとか。古くから小麦の産地でもある埼玉県北エリアのソウルフードともいえる一品です。
一方のゼリーフライは、おからやジャガイモを和えたタネに、にんじんやネギなどの野菜を加えて素揚げした、コロッケのようなものです。日露戦争の頃、中国から伝わった野菜まんじゅうがそのルーツとされ、形が小判に似ていたため“銭フライ”と呼ばれたのがその名の始まりだとか。
市内にはフライ・ゼリーフライを出すお店が約50軒もあり、お店を紹介する「フライ・ゼリーフライマップ」もあります。マップは市役所などで入手できるので、ぜひ食べ比べ散策してみてください。

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行田市を訪れたらぜひ食べてみたいのが、市民のソウルフード「フライ・ゼリーフライ」。市内散策のおやつにもピッタリのB級グルメです。

そして、行田市の新しいご当地グルメとして注目が集まるのが、「行田古代米カレー」です。行田市の町おこしのために考案された新しいメニューで、行田産の古代米をはじめ、地場産の食材を使い、ご飯は市内「ものつくり大学」で考案された“前方後円墳型”を使い盛られもののみが、行田古代米カレーの定義とのこと。市内には15軒のお店ほか、イベントなどで出店される1軒の移動式販売店がありますが、カレーの味はそれぞれのお店独自のもので、オーソドックスなものから薬膳、スープカレー、グリーンカレーなどバラエティに富んでいます。「行田古代米カレーマップ」もあるので、市内散策の際には市役所などで入手しましょう。

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市内で行田古代米カレーを味わえるお店は15軒。オーソドックスなテイストのカレーほか、薬膳やエスニックなカレーを提供するお店もアリ。食べ比べて、好みのカレーを探してみては。

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