2017年10月期連続ドラマ

行田市はこんな町だ!

日曜劇場『陸王』の舞台となる埼玉県行田市。埼玉県内唯一の“日本遺産”として登録されている「足袋&足袋蔵」が全国的に有名なほか、実は埼玉県名発祥の地だったり、戦国時代に名を馳せた名城があったりなどなど“知る人ぞ知る”話題がたくさん!

忍城

室町時代中期に築城された「忍城」は、“関東七名城”の一つに数えられる名城で、今年2017年(平成29年)には、“続日本100名城”の118番にも選定されました。
北を利根川、南には荒川が流れる扇状地に点在する広大な沼地と、自然堤防を活かした立地に築城された平城で、1590年(天正18年)には石田三成率いる豊臣方の水攻めにも陥落しなかったという逸話から“浮き城”と称されました。この有名なエピソードは、2012年に「のぼうの城」として映画化もされています。
明治維新後は廃藩置県に伴い廃城となり、1873年(明治6年)に土塁の一部を残して取り壊され、公園として整備されました。その後、1988年に「行田市郷土博物館」が開館。博物館の一部として「御三階櫓」も再現され、現在は行田市を代表するランドマークの一つとなっています。また、外堀跡は「水城公園」整備され、その水面は往時の情景を偲ばせます。

  • イメージ
    関東七名城の一つとして知られた「忍城」。1988年、その城址に「行田市郷土博物館」がオープンし、併設される「御三階櫓」は市内を代表するランドマークになっている。
  • イメージ
    忍城の外堀跡を活かして整備された「水城公園」は、市民の憩いの場として親しまれている散策スポット。
  • イメージ
    忍城址・郷土博物館を中心に、各所で行田市のPR活動を行っている「忍城おもてなし甲冑隊」。勇壮な演舞パフォーマンスは必見です。

バックナンバー

このページの先頭へ