10月24日木曜よる9時スタート!
悪い子の役をやったことがなかったのですが、実花ちゃんは反抗期だと聞いて、すごくときめきました(笑)。普段使わない「うるせえ!」などの言葉をどう言ったらいいのかなど不安はありましたが、とても面白そうだと思いましたね。
どういう風にセリフを言ったら実花ちゃんらしいかを常に考えていますが、クランクインする前と後では役の捉え方も演じる方法も変わりました。いくら反抗期と言っても『楽しい』と思うことはありますし、あこがれの石黒さんに会うとテンションが上がるかわいらしい部分もあるので、クランクイン前に思っていた以上に親しみやすいキャラクターだなと思いました。
台本で「うざい!」などの悪い言葉が出てきますが、『なぜその言葉を言ったのか?』『どこに怒るポイントがあったのか?』を考えるようにしています。また、見ている人がイラッとする言い方やタイミングも作らなければいけないので、台本をしっかりと読み込んでいます。私と実花ちゃんはあまり似ている部分はありませんけれど、気になる人のために髪の毛をセットする気持ちは分かりますし、とってもかわいらしいですよね。
川口春奈さんは事務所の先輩ですごくあこがれていたので、初めてお会いしたときにはとても嬉しかったです。演技も拝見させていただいて、第1話で星見と菱子が入れ替わったシーンでは、入れ替わった前と後でこんなにお芝居の切り替えが出来るのはすごいと思いました。鈴木砂羽さんは、私が演技で悩んでいると「こうしたほうがいいんじゃない?」ってアドバイスを下さって、とても頼りになります。鈴木福くんとは待ち時間にお話したり、ゲームをしたり踊ったりしています(笑)。一緒に居る間は、笑いが耐えませんね。田辺誠一さんはとてもかっこよくて、最初にお会いしたとき『こんなお父さんがいたら素敵だな』と思いました。セリフや動きも見ている人が笑えるように工夫をされていますし、本当にすごい方だと思います。
背の高い人と入れ替わって、どんな世界を見ているのか確かめてみたいです。私は背が低いので…。それに、人ごみの中でも迷子になったりしないじゃないですか(笑)。性別は問わないので、背が高い人が見る世界を一度でいいから味わってみたいです。
第1話の小松原家の家族みんなで手巻き寿司のシーンです。実は、撮影の最中に手巻き寿司をすごく食べたくて、撮影が終わった後に『食べられないかな?』って思っていたら、砂羽さんがスタッフさんに「食べてもいいですか?」って聞いてくださって、食べられることになったんです(笑)。とてもおいしかったですよ。
実花ちゃんは反抗期ですけれど、かわいらしい部分もたくさんあるので、そのギャップを楽しんで欲しいです。実花ちゃんと同年代の方には共感し、親近感を持ってもらいたいのと、大人の方には『こんな子が娘だったら嫌だな…』と思われるように頑張ります(笑)。物語としては、ドラマを観ることで客観的に自分を見ることが出来ますし、気がつくこともあると思うので感動しながら観てもらえたら嬉しいです。