10月24日木曜よる9時スタート!
入れ替わりの物語ということで、過去にもいろんな話がありましたが、「まさか自分がやることになるとは…
と少し驚きました。そして台本を読んでみると、20才の女の子と入れ替わることが分かり「自分が20才の時はどんなだったかな?」と言うのを真っ先に思いましたね。
所どころ難しいなと感じています。自分が20才の頃を思い浮かべたりしているんですけど、昔のことなので、どんなことが嬉しかったり、悔しかったりしたのかを思い出すことに時間が掛かりました。しかも現代風の表現が多く、撮影が始まって時間がたちますが、この先星見の心情をどう表現していこうかとまだ模索中です。
春奈ちゃんは星見と年齢が近いので、「どんなことが楽しかったり、嬉しかったりするのかな?」と考えながらお芝居をしています。特に2人で話し合ったりするということはあまりないですけど、若い人の感性にチャンネルを合わせないといけない部分があるので、そこは寄り添いたいなと思っています。
ちょっと前はロックスターになりたいと思っていましたが、最近はネコがいいな…と。うちにもネコが2匹いますけれどずっーと寝ていますし、あんまり怒られたりしないじゃないですか(笑)。それがとてもうらやましいです。
星見ちゃんは、本質的なことを見抜く女の子だなと思いますね。「正しいことは正しい!」とストレートに考えているから、スパッとものが言えるし、人から受けたことに対して、ちゃんとキャッチボールが出来る女性だと思います。ただ、やり方があまり上手くなくて、つい目上の人にもきつく言ってしまいがちですが、彼女も、もう少し大人になればやわらかな言い方が出来るんではないでしょうか。菱子さんには、「もっとちゃんとしなさい!」って言いたいです。麦太郎のことを心配をしている暇があれば、現実的に問いただした方がいいのになと思います。真人はとても甘えん坊さんですけど、とってもいい子ですね。実花ちゃんは思春期でいろんなことに反抗していますけれど、彼女も根はいい子ですし「大人たちに反発し、叩かれながら成長していくものなんだよ」っていつか言ってあげられるといいですね。
私が若い頃には携帯電話とかなくて、好きな男の子に電話が掛けたときに、向こうの親御さんが最初に出て恥ずかしい思いをしたことがあるので、ダイレクトに連絡が出来てうらやましいなと思います。でも、小さいときから携帯電話を持っていることで、本当の意味での生のコミュニケーションが減っている気がするので、それも大事ではないかと思います。
ちょうどデビューした頃だったんですけれど、大人に対してのバリケードが高くて、本当にとっつきにくかったと思います(笑)。テイスト的には今とあまり変わってはいないですけど、昔はあまり笑顔を振りまくタイプではなかったですね。
第1話の星見と菱子の中身が入れ変わったときのシーンが大変だったので、とてもよく覚えています。「どうやって撮るのかな?」と気になっていたので、みなさんも注目していただけたらと思います。
20才のOLということで、いろいろ考えて演じています。どうか大きな温かい目で私の役を見ていただき、『夫のカノジョ』という世界を楽しんでもらえたらなと思います。