
パワーと科学でオーガスタを攻略
ブライソン・デシャンボーBryson DeChambeau (age32, 185cm, 106kg)
世界ランキング32位(2月16日時点)
初制覇へ毎年距離を縮めてきたサイエンティスト
ゴルフファンにとっては何とも魅力あるプレーヤーの一人だが、残念ながら米ツアーでは彼のプレーを見る機会はメジャー大会などに限られる。ただ、数少ない機会で必ず見せ場をつくってくれるのがデシャンボーだ。メジャーでは2024年の全米オープン制覇(2度目)が最後だが、特にマスターズでは毎年のように優勝候補に挙げられ、それにふさわしい戦いで期待に応えてきた。
昨年の大会でも予選ラウンドを終えて首位とは1打差の2位につけていた。第3ラウンドでも持ち前の豪打炸裂で、ティーショットは平均飛距離327.5ヤードを記録。3日続けての60台をマークし、この日首位に躍り出たマキロイとは2打差の2位。十分に射程圏内で、自身「明日はアクセルを緩めることはない」と意気込んでいた。
ワンレングスアイアンの力を引き出せれば怖いものなし
最終日は、マキロイとの一騎打ちに。マキロイとは2024年の全米オープンでも優勝争いを繰り広げたが、このときはデシャンボーが1打差で逃げ切った。だがオーガスタでは逆だった。苦しいプレーが続くマキロイを尻目に一時首位に立つも、13番でダブルボギーを叩くなど後半に失速。通算7アンダーで5位タイに沈んだ。
戦いを終えた彼は「アイアンショットの不調」を敗因に挙げていた。デシャンボーのアイアンといえば、全番手同じ長さのワンレングスアイアン。それが不調では、彼にとっては致命傷だったのだろう。いかにサイエンティストでもマスターズの大舞台では軌道修正できなかったということか。しかし科学者なら、不調の原因を徹底究明し、万全の状態で臨んでくるはず。以前は“お騒がせ男”とも言われたデシャンボーだが、最近は「人としても成長した」との評判も聞こえてくる。今回もまた優勝候補の一人には違いない。
過去の全成績
- 2016
- 21位タイ (@)
- 2018
- 38位タイ
- 2019
- 29位タイ
- 2020
- 34位タイ
- 2021
- 46位タイ
- 2022
- 予選落ち
- 2023
- 予選落ち
- 2024
- 6位タイ
- 2025
- 5位タイ
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