〜おふくろの知恵〜
実はこれ、先月のアレコレで紹介した「八朔の雪」と
私の母・リツコの技をフルにいかして作ったおむすびなの。
「八朔の雪」は、関西出身の女の子が
江戸の蕎麦屋でおいしいレシピを考えて奮闘するお話なんだけど
その中でも印象的だったシーンがあって。
女の子が荒れ放題のお稲荷さんを見つけて
「草ぼうぼうだからお稲荷さんかわいそうに」って草を刈ったり
キツネの像に毎日手を合わせてたりしたら
ある時から、白いおむすびが笹の葉にくるまれて置かれるようになったの
そのおむすびを食べたら、
炊き方、塩のまぶし方、握り具合の空気の入り方、全部が絶妙で
横にちょっと添えられてあるおしんこまで絶妙で、おいしいー!って感動したんだって。
実は彼女がお世話になってる蕎麦屋の主人が握っていたんだけど
その時におむすび1つでそんなにおいしさって違うもんなんだ!と思って。
私、今まで息子のおむすびをぎゅうぎゅうに握ってたの。
崩れないように、まだ小さいからぼろぼろこぼれないようにって。
でも残しちゃうのね。
で、このシーンを読んでから実験でちょっと軽めに握ってみたの。
軽めに握って海苔をつけたんだけど、
海苔が子どもだから、かみ切れずにベロン!ってなるでしょ。
その時にね、いつも実家でジンギスカンをする時って
おむすびがぼん!とたくさんあって好きなだけ食べるんだけど、
母・リツコがつまようじで海苔に穴を開けてくれてたのを思い出して。
あ!つまようじだ!って。
つまようじでぷすぷす穴をあけて
ふわっと握っても、ぱくって食べた時に海苔もふわっと取れやすいようにやってみたの。
そしたら、1個全部食べてくれたの!すごーい!と思って!!
握り方、本に書いてあっただけなんだけど、変わるんだなーと思って。
本と、母リツコからいいインスパイアをもらって出来た、おむすびでした!
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澤 穂希さん/ー
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