2015年5月　はまじのアレコレ

この本（「きみは赤ちゃん」川上未映子著 文藝春秋）は、妊娠中に、編集部の方や友達から
すごい面白いと聞いて購入しました。
著者の川上未映子さんの妊娠、出産、子育てを綴ったエッセイです。

川上未映子さんは私と同い年。それでね、川上さんと川上さんのダンナさんは、ちょっと歳が離れているの。私のダンナと私も12歳差だから、それだけでも共感できるのに、
なんと！川上さんのダンナさんは「アベちゃん」（作家の阿部和重さん）っていうのね！
うちもダンナも「アベ」なの！もう共通点だらけ！！！（hahahaha）
これは私が書いたんじゃないかって思っちゃうくらい、共通点だらけ（wahahahaha）

これは読むしかない！と思って、読んでみたら・・・・まぁー面白かった。
もう、わかる わかる！くぅ〜っ！！・・・っていう感じ（ahahaha）
自分では感じていても誰にも伝えられなかった、ホルモンのアンバランスな感じの
モヤモヤとか、妊婦ならではの感情を、川上さんが抜群のボキャブラリーで紡いくれて
いて。読んだらスッキリしました。（ufufufufufu）

世の殿方、ぜひ読んでください！
妊婦の身体の中で起こっているモヤモヤや、こんなに辛い！こんなに楽しい！といった
内に秘めているもの全てを表現してくれていて、とても面白かったです。

私は無痛分娩で産んだのね。だから、分娩室に入るギリギリまでこれを読んでいられたの。
まさに、川上さんと一緒に産んだような気分！（ufufufufufufu）、
この本は、私の妊娠・出産・育児日記みたいな感じがして、思い出深い一冊です。
自分の赤ちゃんっていうのは、血と肉を分けたもの。自分の細胞、分身で、理屈なしで愛せるものなんだって、本当だな〜って。川上さんが感じたこと、私も感じました！

これまでも、川上さんの作品をずっと読んでいたんだけど、
この本で、ますます川上さんを好きになりました♪