現場レポート

03  原作者の村上もとか先生、撮影現場に現る!

みなさん、こんにちは。ついに放送の始まる4月へと突入しましたね!
さて、今回のレポートでは、(少し遡りますが)2月中旬の撮影現場でのお話を綴っていきたいと思います。

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この日は曇り空→のち雨という天候でしたが、終日撮影が行われていました

ちょうど、バレンタインデーの日(2月14日)のこと。茨城県のロケ地に、ある品の良いご夫妻がエキストラとして撮影に参加していらっしゃいました。実は、この素敵なお2人こそ、『JIN−仁−』の原作を世に生み出した巨匠漫画家・村上もとか先生とその奥様。お2人は、それぞれお似合いのカツラとお着物を身にまとい、各地から集まってくださったエキストラのみなさんと共に、活気溢れる江戸でのシーン撮影に参加。忠実な時代考証のもと、リアルに再現された”笑顔の絶えない明るい江戸の街”を、にこやかな表情で満喫されていらっしゃいました。
今でこそ、少しずつ気温も上がって温かくなってきましたが、思い返せばこの頃はまだまだずいぶんと底冷えして、ガンガンと複数のストーブを焚いていたような時期。そんな中、足元は”草履ひとつ”でエキストラ参加された村上先生に、ご感想をお伺いしてみると…!?

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誰かを見つけたらしき仁先生の後ろで、にこやかな表情を浮かべているのが、村上先生ご夫妻です

「大変貴重な体験をすることができました。撮影って、本当に肉体労働だなと思いましたね。待ち時間には、他のエキストラの方ともお話させていただく機会を得たのですが、みなさんのお話をお伺いしていると、”本当にこの作品を愛してくださっているんだな”ということが言葉の端々からひしひしと伝わってきて、“ああ、こういう皆様方の熱い気持ちに支えられているんだな”と改めて感じて、胸が熱くなりました。中には、『仕事を休んで明日も参加します』『○○からはるばる来ました』というような方もいらっしゃって驚きましたが、それと同時に大変感激いたしました」。

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この日はバレンタインということで、綾瀬はるかさん、中谷美紀さんからチョコレートの差し入れもあり、男性スタッフは大喜びでした(笑)

また、村上もとか先生も、撮影隊のために差し入れのお菓子を持ってきてくださったのですが、なんとその場で仁先生の生イラストをササッと描いてくださる一幕も!

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石丸Pの見守る中、マジックペンを手にした村上先生は…!?

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仁先生のお顔の横には「めしあがれ!」のメッセージが(笑)。なんとも穏やかな仁先生の表情に和みます

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中谷さんとも記念撮影をされ、満面の笑みを浮かべる村上先生

ご自身の描かれた漫画の世界観をその身で体感され、「とっても不思議な感覚を味わいました」と、首をかしげながらも嬉しそうに語ってくださった村上先生。仁先生(大沢たかおさん)との共演も果たし、つかの間の“タイムスリップ”を心ゆくまで楽しまれたようでした。

そんな村上先生のご出演シーンは、第2話の中盤に登場します!
みなさん!本編を楽しまれるとともに、ぜひ村上先生の姿を探してみてはいかがでしょうか(^^)