かっこよさのお手本にしている作品「ジョジョの奇妙な冒険」

「ジョジョの奇妙な冒険」は、不思議な戦闘能力を持ったジョースター家の人々が、さまざまな敵に挑む長編作品。
かっこいいだけじゃなくエンターテイメントとして、小沢さんがやりたかったことが全て詰まっているのだそう。
ネタ作りのバイブルにもなっているのだとか。

中でも、小沢さんの心に響いたシーン。
それは、第3部で最後のボスとも言える強敵・DIOに、仲間の一人、ポルナレフが勝ち目のない戦いを挑んだときのこと。
DIOはポルナレフに、俺の仲間になれば安心を与えてやると言います。
その言葉にポルナレフの心が一瞬、揺らいだ時、仲間たちが壁をぶち破って登場し、「安心するんじゃ…ポルナレフ」と言います。

小沢さんはこのシーンにかっこよさを感じたと言います。
俺たちがついてるぞ、という言葉では言わず、わかりやすい友情ではなく大人の友情、余計な言葉でなくふとした瞬間にみせる大人の友情が好きなのだそう。
そんな「ジョジョ」の登場人物たちの振る舞いを、小沢さんも目指しているんだとか。