読むたびに号泣してしまう漫画「透明なゆりかご」

「透明なゆりかご」は、産婦人科で起きる妊娠、出産、そして中絶などのリアルな現場と人間模様を描いた作品です。
おのさんにとっては出産の喜びをリアルに感じられ、女性としても人としても命について考えさせられ衝撃が走った作品なのだそう。

中でもおのさんの心に響いたシーン、それは、お腹の子どもが生まれても1週間しか生きられないことが分かった夫婦がお腹の子ども・ポコを中絶をするべきか悩んでいた時のこと。
お腹に手をあてて「パパとママはポコに会いたいんだ、どう思う?」と聞いた時、お腹の子どもがポコポコっと反応してくれたのです。

おのさんは、このシーンを読んで、お腹にいる時からお父さんとお母さんと赤ちゃんはみんなつながっているのだなと感じたのだと言います。
さらにいつか自分に子どもができたら大切に育てたいとちかったのだそう。