放送内容
イタリア半島を貫くアペニン山脈。その北部にある2つの世界遺産を取り上げる。「ボローニャのポルティコ」と「アペニン山脈北部の蒸発岩カルストと洞窟群」である。ボローニャはローマ時代から交通の要衝として栄えた古都。「ポルティコ」と呼ばれるアーケードが作る街の景観が世界遺産である。そしてアペニン山脈に点在するのが、白い山々や起伏に富んだ地形、そして約900もの洞窟。そこでは地球の壮大な歴史を垣間見られる。
アーケードが世界遺産
建物の1階にあるアーケードをイタリアでは「ポルティコ」と呼ぶ。ボローニャの街中にポルティコが張り巡らされている。それが独特な美しい景観を生んだのである。

大事件!干上がる地中海
アペニン山脈にある世界遺産。それはかつて地中海が干上がったという地球の歴史を証明するものだった。海水が蒸発すると「石膏」の層が生まれ、やがて山となったのである。

古代ローマの窓
石膏はさまざまに形を変える不思議な石である。中でも不思議なのが透明な石。薄く剥がすことができるため、古代ローマでは窓ガラス代わりに使っていたのだ。

水がつくった地下世界
石膏は水に溶ける。石膏の山々は長い年月、雨水によって溶かされ、地下洞窟が縦横に広がっているという。そのうちの1つに潜入すると奥に巨大空間が広がっていた。
