放送内容
中央アジア・ウズベキスタンの美しい街、サマルカンド。はるか昔に東洋と西洋を結んだ交易路シルクロードの中心で栄華を誇ったオアシス都市だ。約600年前、支配者ティムールは技術の粋を集めて、鮮やかな青色の建物を次々に建てた。膨大な数のタイルで飾られたイスラム教の傑作建築群だ。「青の都」と称されるサマルカンドを、高精細8Kカメラで捉えた特別編。
青の都 誕生の秘密
サマルカンドブルーの象徴となるシャーヒ・ズィンダ廟群には、多彩な青の世界が広がっている。青色はイスラム教にとって神聖な色。最も重要な霊廟の1つを特別に撮影。その墓石も青い。
シルクロードのオアシス都市
乾いた大地に広がるウズベキスタン。サマルカンドはシルクロードの旅人が立ち寄るオアシス都市として、古くから発展してきた。ここを都と定め、巨大な帝国を築いたのが英雄ティムール。サマルカンドは文化や芸術、学問の一大中心地となった。
金で覆われたモスク
サマルカンドの中心にあるレギスタン広場に、町の中でもとりわけ豪華な空間がある。ティッラ・カーリー神学校の礼拝堂、モスクだ。「ティッラ・カーリー」とは「金で覆われた」という意味。特別な許可を得てクレーンを設置し8Kカメラで撮影した。