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202031日放送

ニューカレドニアのラグーン 〜 天国に一番近い島 海に沈んだ大陸の謎

放送内容

今回は豊かな生態系を持つニューカレドニアのラグーン。太古に存在したゴンドワナ大陸より分裂してできた大陸、ジーランディア。そこは、分裂後にほとんどが海へと沈んでしまった幻の大陸です。しかし長年の月日をかけて隆起した大地が、現在のニューカレドニアとなりました。地殻変動によって沈降と隆起を続けたニューカレドニアは特殊な地形を形成し、そこに住む生き物たちも、独自の進化をしていったのです。

世界最大級のラグーン

ニューカレドニアは見事なバリアリーフが防波堤となり、穏やかな海が広がります。バリアリーフとはサンゴ礁のこと。特にポワンディミエのサンゴ礁は世界でも珍しいダブルリーフで、大きく美しいサンゴ礁に目を見張ります。

写真:放送内容

隆起し続ける島

ニューカレドニアが隆起してできた大地であることを物語る場所がウベア島にあります。レキンの崖です。この崖はかつて海の中にあったサンゴ礁が石灰岩となり、それが地殻変動により隆起し、海面へ姿を表したのです。

写真:放送内容

サメの聖地

ウベア島で神聖な生き物として守られているサメ。島の人々は、サメを傷付けると災いが起こると代々言い伝え、自然を保護し彼らを守ってきました。サメは産卵の為に入り江に集まり、そこからまた新たな命が大海へと巣立っていくのです。

写真:放送内容

海に沈んだ大陸

古代大陸ゴンドワナから分離し、ほとんどが海に沈んだジーランディア大陸。ニューカレドニアはジーランディア大陸の一部で、ゴンドワナ大陸から続く植物が独自の進化を遂げていた。

写真:放送内容

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