特集
第38回世界遺産委員会報告
6月15日より、第38回世界遺産委員会がカタールのドーハで行われています。その模様を世界遺産のスタッフが現地からレポートしていきます。 レポートは到着次第、特集ページにアップしていきますのでお楽しみに!
委員会報告 4
6月17日(火)

(15/03/2009) © UNESCO / Ron Van Oers

ユネスコからのプレスリリース
世界遺産委員会2日目の報告です。この日は、危機遺産(紛争や開発で保全状態が危ない世界遺産)」の審議が行われ、その結果「キルワ・キシワニとソンゴ・ムナラの遺跡群」(1981年登録・タンザニア)が危機遺産から外されました。
遺跡の浸食・風化や破壊に対する管理体制が危惧されていましたが(2004年から危機遺産リスト)、保存の状況に進展が認められ危機遺産リストから外されることになりました。

© Martin St. Amant / Martin St. Amant
一方、「ポトシ市街」(1987年登録・ボリビア)は、鉱山のさらなる乱開発が進み、新たに危機遺産リストに加えられました。



会議場入り口ホールには、無料のドリンクやフィンガーフードが用意されています。
朝から夜までの長い会議、脳を使うと糖分が欠乏します。
参加者は会議の合間ここでエネルギーを補給し、また、いろいろな国の人と出会い会話を楽しむのです。


恒例行事となりつつある番組の映像展示も好評で、会議の合間のリフレッシュに一役買っているようです。
プロデューサー 尾賀達朗
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