特集

津村ディレクターインタビュー

―門の真ん中に柱があるのですか?

法隆寺地域の仏教建造物

津村:ええ、伽藍への入り口なのに、人の侵入を拒むように、真ん中に柱が立ちふさがっているのです。このようになっているのは法隆寺だけなのです。この他にも「不思議なお供えもの」など、法隆寺のさまざまな謎に迫っています。

―残りの謎が気になりますね。早く番組が見てみたいです。では、最後に視聴者の方へのメッセージをお願いします。

津村:法隆寺は約1400年前のものが今もそこ残っており、直接に見ることができます。番組ではそのすべてを紹介することはできませんが、国宝や仏像などの溢れるワンダーランドのような映像を楽しんでいただければと思います。

世界遺産の歩き方

法隆寺=博物館!? 数多くの国宝や文化財を所蔵

法隆寺には、歴史的な建物や仏像などだけでなく、玉虫厨子などの工芸品が保存されおり、そのうち国宝に指定されているものが38点もある。そのほかにも絵画や彫刻など、重要文化財も数多くあり、法隆寺そのものがちょっとした博物館といえるほどだ。