特集
6月19日より、第35回世界遺産委員会がフランスのパリで行われています。その模様を世界遺産のスタッフが現地からレポートしていきます。 レポートは到着次第、特集ページにアップしていきますのでお楽しみに!
委員会報告 11
6月28日
今日28日は、予定では審議結果を事務方がまとめる日で委員会討議はお休みだったはずなのですが、スケジュールが遅れているため朝から委員会です。
昨日につづいて新しい世界遺産の登録審議。
さらに4件の世界遺産が決まりました。
ウクライナの「The Residence of Bukovinian and Dalmatian Metropolitans (ブコビナとダルマチアの都市住宅)」
モンゴルの「Petroglyphs Complexes of the Mongolian Altai (モンゴル・アルタイ山脈の岩絵群)」
フランスの「The Causses and the Cevennes, Mediterranean Agro-pastoral Cultural Landscape (コース地方とセヴェンヌ地方の地中海農業・牧畜の文化的景観)」
ニカラグアの「Leon Cathedral (レオン大聖堂)」
登録審議は今日で終わり。
今回の世界遺産委員会では、新たに25の世界遺産(自然遺産3、文化遺産21、自然と文化の複合遺産1)が決まりました。近年では多い数字です。
委員会自体はまだ討議するテーマがあるので続きますが、登録審議が終わると一気に会議場から人が減りました。「次の世界遺産入り」を目指す関係者やマスコミなど、潮を引くようです・・・・・・みなさん、お疲れ様でした。
プロデューサー 堤
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