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2017年5月14日放送
中央アマゾン保全地域群

水没ジャングルの赤顔サル

雨季になると川が氾濫しジャングルは水没。
そのジャングルには多くのサルがいる。
中でも白い毛に真っ赤な顔のシロウアカリは
水没ジャングルの限られた場所だけにすむとても珍しいサル。

混ざらない!二色で流れる川

アマゾン最大の町マナウス付近で黒い川と白い川が
合流し混ざることなく並行して流れるという不思議な現象が。
黒い川はジャングルの落ち葉から溶け出したタンニンが作る色。
そこに草食の魚が棲み不思議な世界を作っている。

なぜ?海のマナティーが川に

アマゾン川には不思議な生物がいっぱい。
最強の電気を発するデンキウナギ。
そして海で生きるはずのイルカやマナティーの姿も。
それらはアマゾン川誕生の歴史を物語る生き物たちだった。

世界最大の流域面積を誇るアマゾン川。
雨季になると川は氾濫し周囲のジャングルは水に浸かる。
そこには多種多様な樹上性のサルが、長い尻尾で器用に
枝にぶら下がりながら木の実などを食べて暮らす。
そこで、白い体毛に真っ赤な顔の珍しいサル、
シロウアカリを発見!アマゾン中流域で黒と白にくっきり分かれる
2つの川、アマゾン川になぜイルカやマナティーなど
海の生き物が暮らすのか?その秘密に迫ります。