放送アーカイブ

2015年4月12日放送
宇宙から見る日本 II

小笠原諸島

太平洋に浮かぶ小笠原諸島。隔絶された世界で独特の進化を遂げた固有種の宝庫です。
小笠原諸島で今も噴煙を上げる西之島。宇宙から見ると島が成長する過程が分かります。
そこは日本誕生のヒミツを教えてくれる場所でした。

富士山

周りに山がなく独立して聳えているため、宇宙から最も見つけすい山と言われる富士山。
独特の地形が、冬の富士山に大型台風並みの暴風を生んでいました。
0合目の登山口から“白い魔境”の山頂へ!そこには知られざるもう1つの富士山がありました。

日光

宇宙から見ると日光は江戸の真北に位置しています。
この特別な位置関係が、日光東照宮に徳川家康が祀られている理由でした。
夜、東照宮の背後に、当時、神の象徴とされた北極星が耀きます。
家康は死んだ後も神となって江戸を見守っていたのです。

放送20年スペシャル「宇宙から見る日本」。
2週目のテーマは火山。火山は日本に独特の風土と文化を生みました。
巨大噴火が生んだ日本最高峰“富士山”、海底火山が生んだ絶海の孤島“小笠原諸島”、山岳信仰の聖地に立てられた“日光東照宮”。
それらを宇宙から眺めると、世界遺産誕生のヒミツが見えてきました。
ロケ隊は世界一危険な雪山とも言われる、冬の富士山の山頂を目指しました。
待ち受けていたのは“白い魔境”でした。