林家正蔵さんインタビュー

「ハンチョウ・シリーズ6」でレギュラーメンバーとなった林家正蔵さん。第6話では正蔵さんが演じる寺田巡査長にスポットが当たるお話。ということで、特別にこちらのコーナーで正蔵さんに第6話のお話を伺いました。

Q第6話の台本を読んだ感想は?

ある日の撮影中、佐々木さんに「師匠、第6話は大変ですよ!」と言われたんですね。そのときはまだ台本をいただいていなかったので、どう大変なのかわからなかったんです。でも、佐々木さんは「師匠、寒いですよ〜」と言うばかりで、具体的にはまったく教えてくれなかったんですね。で、その後日、私も台本をいただいて読みましたところ、「あぁ、そう大変なのか…」ということを知りました(笑)。

Qシリーズ6で演じてらっしゃる寺田巡査長についての想いというと?

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警察官の役は何度かやらせていただいているのですが、今回演じている寺田巡査長は押上という下町にある交番のお巡りさん。押上というと、私が生まれ育った街にも近いということもあり、「小さい頃はあんなお巡りさんがいたな…」という感じで、私の子供の時分にあるお巡りさんの良いイメージを繋ぎ合わせながら演じさせていただいています。

Q寺田巡査長を演じる上で気をつけているポイントというと?

寺田さんの設定は、自分の中にスッと入ってくるものでしたので、「特にここを気をつけよう」といったことはありません。気負わず、自然体で演じさせていただいていますね。あとは撮影現場で、スタッフのみなさんとお話をしながら、微調整していくという感じです。

Q第6話では寺田巡査長にスポットが当たりますが…

寒い中のロケが続きましたが、お話の内容的にはものすごく温かな物語になっています。親子の絆や、職業への誇りといいましょうか。それと父親への想いなど、私が歩んできている人生と、かなりオーバーラップするところがあると思いました。
撮影中は、とにかく走るシーンが多いので、まずはそこが大変でした。それと、寒い日のロケばかりだったのですが、ある事情があって薄着で演じなければならなかったので、それも大変でしたねぇ…。

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Q撮影現場の雰囲気や共演者の印象というと?

安積班の皆さんは、自分と背の高さも体型もぜんぜん違うので、ものすごくうらやましいなぁ〜、と思います(笑)。というのは冗談ですが、「ハンチョウ」という作品を、ずっと長くやってこられたチームの中に入れていただきまして、すごくアットホームな雰囲気の中、スタッフのみなさん出演者のみなさんと、とても良くしていただいているので、こんなに嬉しいことはありません。すごく居心地がいいです。

Q第6話の見どころというと?

私が演じている寺田巡査長という人物を通して、家族への想い、自分の子供への想い、それと自分の父親への想いなど、それぞれの絆とでも言いましょうか、そういったものがある中、自分はどうやって生きていくべきなのか? と、いろいろと考えさせられるお話だと思います。心温まる物語になっているので、ぜひご覧いただきたいと思います。
それと、第6話のロケではスカイツリーをはじめ、いろんなところで撮影をしているので、ご覧になっていただけると、下町の観光スポットが大体わかっていただけると思うので、そのあたりも見どころかもしれませんね。