インタビュー 榎木妙子役 大友花恋さん&橘 穂香役 箭内夢菜さん&蓮実 琴役 志田彩良さん

Q出演が決まったときの気持ちを教えてください

大友 「チア☆ダン」がドラマ化されると最初に聞いたときに、映画がとても好きだったので楽しみだなと思っていました。まさかそのドラマに自分が出られることになるとは思わなかったので、まず驚きました。映画に出演されているみんなの思いもちゃんと引き継ごうと思いましたし、「映画のファンの方の期待を裏切らないように頑張らないといけないな」と身が引き締まる思いでした。

箭内 私は、ドラマに出演するのが初めてなんです。しかもダンスもやったことがなくて、すべてにおいて初心者なので、最初出演できると聞いたときはびっくりと緊張でいっぱいでした。皆さん年上なので、最初は緊張でガチガチでしゃべれなくて会話もほとんどちゃんとできなかったんですけど、やさしくて面白い方たちばかりで、だんだん話せるようになって今はすごく楽しいです。

志田 私は出演が決まったと聞いた時、最初はダンスをやるということがあんまり頭になくて、ただただうれしかったです。あとは人一倍体がかたいので、まずは柔軟を頑張らないとみんなのレベルまでいけないだろうなと思って、「柔軟しなきゃ」って思いました(笑)。でも私、体がかたいってことが気付かれにくいみたいで…。

大友 たしかに。私も、最初は知らなかった!

志田 柔軟で頭を床につけるときもうまいこと頭をくいって下げてみたり(笑)。(朝比奈)彩ちゃんたちがいた時は正直ホッとしたのを覚えてます。「あ、仲間だ」って(笑)。

大友箭内 (笑)。

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Q役を演じる上で意識していることはありますか?

大友 撮影初日のシーンが、新入部員勧誘のチラシをもって「私を入れてください」ってわかばたちにお願いするシーンだったんです。「どれくらいの感じでいけばいいかな」と調整しながら演じていたのですが、OKをいただいて、そこで「あ、これなんだな」とキャラクターが自分の中で決まった感じです。ここを軸に妙子を広げていけばいいんだなとわかったので、その後は自由に楽しく演じさせていただいています。いかに琴ちゃんを笑わせるかに懸けています(笑)。

志田 最初に妙子と琴が柔軟するシーンがあって、妙子は叫んだり、自由で(笑)。琴はあまり笑わない役なので笑っちゃいけないんですけど、必死にこらえながらやっていました。

大友 琴ちゃんと妙子ちゃんは、わりと仲がいいのかな、と2人で演じている中で思っていました。仲がいいってことはお互いが好きってことで、お互いが好きってことはお互いの行動が好きってことなので、琴ちゃんに笑ってもらうのが妙子ちゃんとしてもいいことなのかなと思って。あとは、普段の表情もそうですが、走り方とかそれ以外の面でもこだわれたらいいなと思っています。妙子の走り方を琴ちゃんが真似するんですよ。「妙子の走り方〜♪」って(笑)。

志田 「かわいいな〜」って思うからついやっちゃうんです(笑)。

箭内 (笑)。私は初日に穂香を演じてみても、これでいいのか正直よく分からなかったんです。どういうキャラクターにしていくのか、まとめなきゃいけないなと思いながらも、なかなか「できてるな」という手ごたえがなくて。穂香はお嬢様キャラだけど、ほんわかしたタイプなのか、気が強いタイプなのかでも違ってくる。最初はほんわかしたタイプなのかなと思ってたんですけど、だんだん気の強いタイプだと感じて、そこから自分の演じるキャラはこういうキャラクターなんだっていうのがはっきり分かってきた気がします。

大友 ギャップがあるよね。普段の夢菜はのほほんとした妹タイプです。

箭内 性格が全然違うから難しかったです。でも弟に怒っているときを思い出すと「あ、穂香はこんな感じなのかな」と思えるので、そこは似てるのかも(笑)。

志田 琴は日舞をやっている設定なので、実際に日舞を習い始めました。先生から日舞をやってる人はこういう感じなんだなと研究しています。あと、いつも台本を読んでノートにいろんなことを書き出すのですが、それを今回もやっています。あんまりしゃべらない役なので、誰よりもちゃんとみんなのことを理解していたいんです。ノートにチームメイトのみんなの名前を書いて、現場で琴としてそれぞれに対して感じたことを書いています。仲良くなってきて最初のころと関係性もどんどん変わってくるので、そのときそのときで「琴はこう思ってる」と思うことを書いてみたり。そうやって書いていく中で、「琴ってこういう子なんだろうな」というのが自分の中にも入ってきたというか…。

大友 「役が入ってきた」ってかっこいい!

志田 (照)。書くことで、自分の中で考えていることが整理されていくなと感じます。

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Q現場の雰囲気はいかがですか?

大友 和気あいあいとしてます。ムードメーカーはその時々で変わるんです。私的には一番のムードメーカーは、琴ちゃんだと思ってます。だんだんキャラを出してきているんです(笑)。

志田 え?

箭内 たしかに。最初は普段も琴ちゃんみたいな人なんだと思ってたんです。おしとやかでやさしくて…と思ってたらだんだん…(笑)。

志田 もともと人見知りなので、おとなしいとかあんまりしゃべらないと言われることが多いんです。でも、これだけ長い期間一緒にやっていると、人見知りもなくなって本性が出せてるのかも(笑)。

大友 出せていると思います(笑)。シーンのことを考えて静かなときに、背中をつんつんして「ねぇねぇねぇ」ってイタズラしてきたり。みんなは「またきた」ってなる(笑)。いいムードメーカーです。

志田 みんなのことが大好きなんです。麻子(佐久間由衣)とかしーしー(石井杏奈)もそうだよね。みんな今までとは違う自分を出してきてるというか…。

大友 「こんなはずじゃなかった」ってみんな言っています(笑)。

志田 舞香ちゃんも最初の印象とのギャップがすごい。あんな面白い子なんだって。

箭内 うんうん。でも私はそんなみんなと最初の方全然しゃべれなくて…。

大友 それこそドラマの中の茉希ちゃんみたいな感じだったかな…?

箭内 「おはようございます」ってあいさつでしかみんなに声をかけられないし、年下だからずっと敬語にしなきゃって思っていて。でも「この作品で半年以上やっていくんだから、先輩後輩ってずっと考えてたら話せないから、自分からも話しかけていった方がいいし、そんなに年齢気にしない方がいいよ」って教えてもらったんです。

大友 彩ちゃんや舞香ちゃんが率先して「敬語じゃなくていいし、先輩後輩とかは役の上では大事にしなきゃいけないけど、普段の私たちに先輩後輩があると役をやる上で邪魔になるからいらないよ」って言ってくれて、今では彩ちゃんを年上イジリできるまでになりました(笑)。

箭内 彩ちゃんは永遠の18歳です(笑)。

大友 私は変わらないよね?

志田 第一印象はただただ真面目だったけど、だんだん妙子っぽいというか抜けてるところが…。

大友 ドラマの期間中って、シーンごとに引っ張られることはないのですが、時々普段の自分が役っぽくなることがあるんです。現場にくると妙子っぽくなるんですよね。それこそ役が入ってくるんです(笑)。

志田 (笑)。

箭内 私もだんだん本当の姿がバレてきています。まとめて話すのが苦手で、思っていることを伝えられないことがあるんですけど、だんだんみんなそれを分かってくれて、話をまとめてくれるんです。

大友 わかば役の太鳳ちゃんがみんなを集めてくれてミーティングをしました。みんな「こういうことをやりたい」とか「こういう思いでダンスに向き合ってる」とか熱く語っていったのですが、最後の方で穂香が「これからはみんなと一緒に帰ります」という謎の宣言をしたんです(笑)。

志田 「みんなに『一緒に帰りましょ』って言います!」って言ってて、めちゃくちゃかわいかった!

大友 みんな「かわいー♡」ってなってたもんね。でも私、その日の帰りに「一緒に帰ろう」って誘ったら「あ、今日はダメなんです」って言われた(笑)。

箭内 その日はマネージャーさんと一緒に帰ることになってたんです…。

志田 さっそく断られてたよね(笑)。

大友 妙子みたいに「あ、そうだよね…」ってなったもん(笑)。

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Qここまでチアダンスをやってきた感想は?

志田 やっとここまできて楽しむ余裕ができてきた気がします。今までは家に帰ってもとにかく「明日のこの振り覚えなきゃ!」って感じで、頭が振りのことでいっぱいだったんです。でも、だんだん笑顔で「ここはこうした方がいいんじゃないかな」とか、まだまだな部分もいっぱいありますけど、みんなで意見交換しながら楽しむ余裕が出てきました。

大友 妙子ちゃんはあまりダンスができる役ではないので、できない役ということは最初できない分できるようにならないといけないな、いっぱい練習しなきゃなとは思っていたのですが、本当にできるようになるのかなと不安なところもあって。でも今は、練習すればできるようになるし、こうやったらコツがつかめるようになるんだなというやり方が分かるようになってきたんです。だからこそ楽しめるようになってきましたし、最初のころのように焦ってしまうこともなくなってきたのかなと思います。

箭内 私は中学生のころに器械体操をやっていて、柔軟は部活を卒業してからも続けていたので、よかったなと思ってたんですけど、柔らかいだけじゃ全然ダメだってことに気付いて…。(じっと見つめる志田に対して)あれ、私変なこと言った?

大友 たぶん体が柔らかいってところに反応したんだと思う(笑)。

志田 そう、いいなーって(笑)。

箭内 (笑)。チアダンスって、もちろん体が柔らかいことも大事なんですけど、筋肉もつけてちゃんと軸をしっかりさせなくちゃいけないんです。最初は練習を1日休んだら、みんなについていけなくなるから怖さと、本当に練習を続けていったらうまくなるのかなっていう不安が強かったです。でも、いろいろアドバイスをいただいて、続けていくにつれてできるようになってきたし、最初と比べるとできてきてるなという実感があります。

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Q猛暑の中での撮影ですが、暑さ対策としてやっていることはありますか?

大友 一人でじっと耐えているよりも、みんなで「暑い〜」って言い合ってる方が逆に楽しいです。青春スイッチが入るというか…(笑)。

箭内 撮影的にはあんまり汗をかいちゃうとダメだけど、汗をいっぱいかいてみんなでダンスをするのは気持ちいいなって思います。

志田 1日に1回は絶対誰かが「暑いっていうから暑いんだよ」って言って「寒〜い」って言うのをやってたり(笑)。そうやって暑いことを笑いに変えたり、みんなで手であおぎあったりしてます。

箭内 あとは食べる! 差し入れでスイカが置いてあったりとか、果物がたくさんあるので、それを食べてます!

大友 果物はいいよね。

志田 そうだね。

箭内 いっぱい食べて頑張ります!

大友 あとは日焼け止め。私焼けやすいんです。

志田 こまめに塗り直してるよね。

大友 うん。最近みんなが協力してくれるんです。「ほら、日傘持って!」とか。琴ちゃんも日焼けに効く飴をくれたり(笑)。「みんな、ありがとう」って感じです。

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Q最後に、物語も後半に突入しますが、今後の見どころを教えてください。

大友 最初あんなに下手だった妙子ちゃんが、どれだけ踊れるようになったのかを見ていただきたいです。あとは半年以上みんなで練習をしてきた中で役を超えた絆というものがあるので、そういうところで青春の力を感じてもらえたらうれしいです。

志田 最初はまったくしゃべらなくて、みんなの輪にいても発言できなかった琴が、どう成長していくのかを見ていただきたいです。さっき妙子も言ってたんですけど、私たちが半年以上一緒にいる中で築いてきた絆や関係性は本物だと思うので、それが見ている人たちにも伝わるといいなと思います。

箭内 穂香は好き嫌いが激しくて、最初はみんなとよく言い合いもしてたんですけど、だんだんお互いのことを分かりあって成長していきます。私自身も最初のころから変わってきてるのかなと思いますし、2人も言ってたようにキャスト同士の本物の絆を感じてもらえたら、と思います。

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