インタビュー 桜沢麻子役 佐久間由衣さん

Q作品への出演が決まったときの気持ちを教えてください

素直にうれしかったです。それと同時に、チアダンスだったり福井の言葉だったり、初めての挑戦することが多かったので、「気合入れて頑張らなきゃ」と思いました。

Q台本を読んだ感想は?

最初に読んだとき、あっという間に読み終えてしまったくらい面白かったです。そんな素敵な青春物語の中で自分が演じられることがすごく楽しみだなと思いました。

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Q演じる麻子はどんな女の子だととらえていますか?

真面目な優等生、お父さんが教頭先生なこともあって、責任感と正義感が強い。というのを台本を読んだときにでまず感じました。まじめでいるのも、情熱がないとできないことだと思うんです。情熱を勉強にぶつけて、自分がやるべきこと、委員長としての役割をまっとうしている。と同時に、ダンスに対してのあこがれや情熱を秘めている子でもあるんだなと。そういった部分を意識して演じています。

Qわかばを演じる土屋太鳳さんの印象は?

「座長!」という感じです。太鳳ちゃんとは、初めて私がお芝居に挑戦した作品で共演させてもらったのですが、そのときと何も変わってなくて。違和感を感じたり、自分が感じたことをないがしろにしないで、言葉でちゃんとみんなに伝えてくれて、迷ったときに相談しやすい環境を作ってくれるんです。でもちょっと天然なところもあって、そういうところも素敵だなと思います。

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Q汐里を演じる石井杏奈さんの印象は?

すごくかっこいいです。表面的なことではなくて、頼もしくて、真ん中にいる人という感じがします。前でも後ろでもなくて、真ん中でみんなを見てくれているイメージ。そんな杏奈ちゃんがちょっときつい言い方をする汐里を演じるから、きつい言葉も嫌な感じじゃなくて、そこには正義があるから言っているんだというのがまっすぐに伝わってきます。汐里は杏奈ちゃんにしかできない役だなと思います。

Q顧問の太郎先生を演じるオダギリジョーさんの印象は?

ダンスの練習を今年の1月からやっているのですが、そこに何回か顔を出してくださっていたんです。見守ってくださっているなというのをすごく感じました。オダギリさんは、出演された作品はほとんど全部拝見してるくらい尊敬する役者さんの一人。私が言うのもおこがましいんですけど、オンリーワンの存在感を発する素敵な役者さんだなと、お会いしてますます強く感じました。

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Q父親である桜沢教頭との家族のシーンは演じてみていかがですか?

麻子は、お父さんに対して尊敬が大きいと思うんです。父子家庭で母親がいなくて、家でも学校でもずっとお父さんと一緒。それって好きじゃないと絶対に無理だし、尊敬がないと麻子も委員長としてそこにいられない。でも、親子だからこそ素直になれないとか、甘えてしまうところもあって、それが2人でいるときに無言の時間が長いことだったり、何か聞かれても一言でそっけなく返してしまったりしてしまう。2人だけのシーンは、もやもやしますね(笑)。それは麻子とお父さんがかみ合ってないから。きっとこれから2人の関係性も変わっていくし、私自身もドラマを通して変わっていくと思うので、演じていくのが楽しみでもあります。

Q桜沢教頭を演じる木下ほうかさんの印象は?

「何か困ったことがあったら、何でもお父さんに言って」とおっしゃってくださったのは、すごくうれしかったです。普段は面白いことを言って現場を盛り上げて、いろんなことを聞いてくださいます。「こういうのが好きなんです」って話したら、「そういうのをたくさん教えて!」といつもコミュニケーションをとろうとしてくださるんです。そばにいると安心させてもらえます。

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Q実際にチアダンスをやってみてどうでしたか?

ダンスの前に、まずステップとかリズムとか、基礎練習をみんなでやったんです。それが難しくて…。そのときは「この練習の何がどうつながっていくんだろう」と思っていたんですけど、いざ振り付けがついて踊っていくうちに「あの基礎練習ができていたらできる振り付けなんだ」と、感じるようになりました。それと、今まで誰かを応援するとか、パワーを発信するというチアスピリットを、強く意識したことがなかったのですが、この作品に出会えたからこそ気づけました。チアダンスを通して、自分自身と向き合うことができているなと思います。

Q練習を始めた最初のころと比べて変わったなと感じるところはありますか?

メンタル面でいうと、どんどん楽しくなってきているというのは日々感じています。ミーティングの機会を太鳳ちゃんが開いてくれたり。私は駅伝とバスケットボールをやっていたんですけど、そのとき以上にチームプレイというか団結力を感じることが多いです。メンタルの面でも技術的な面でもまだまだだなと思うところが常にあって、焦ってしまうんですけど、自分らしく向き合っていきたいなと思います。なので、まだまだ「うまくなったな」という感じではないです(笑)。

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Q最後に作品への意気込みをお願いします

初めてのことが多いですが、楽しみながらやらせてもらっています。今まで集団行動というものをあまりしてこなかったのですが、チアダンスを通して新しい自分を経験できているなと。撮影を通して、リアルに悩みも楽しさもみんなと共有しながら戦っているなと感じます。そういったところが画面を通して見ている方にもちゃんと伝わるように、表現の面であきらめないでやっていけたらいいなと思います。

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