ESG環境・社会・ガバナンス

「カーボンゼロ」に向けた
目標設定と実績

  • CO2排出量削減に向けたとりくみ

     当社グループは、脱炭素社会の実現に貢献する第一歩として、2023年度に「TBS放送センター」「赤坂サカス文化施設(TBS赤坂アクトシアター・TBS赤坂Blitzスタジオ・サカス広場)」「TBS緑山スタジオ」の主要3施設のScope1 およびScope2のカーボンニュートラルを実現します。この結果、TBSテレビのレギュラー番組のうち7割近くにおいて、スタジオでの収録や生放送が“CO2排出ゼロ”で行われることになります。

     TBSでは2021年度までに本社とスタジオ機能を持つ放送センターと文化施設棟のCO2排出を2002-2004年の平均排出量比42%削減、2015年度比でも25%削減を達成しています。

     放送センターにおける主なCO2排出 削減方法はスタジオの設備更新による節電で、これまでにスタジオ照明のLED化などで電力使用量 を約30%削減しています。全館で進めている冷暖房設備などのインバーター化、稼働時間の短縮も 電力使用量の削減に寄与しています。

     放送センターでは、今後も最も大きなスタジオであるA・ Bスタジオの設備更新が予定されており、照明のLED化 などによる電力使用量の削減が見込まれています。 また、当社グループでは停電時や災害時に電力を確保し、 報道機関の責務として放送を継続するというBCPの観点 から、本社地下に自家発電(CGS)を所有していますが、 夜間の停止時間を現在の2時間30分から5時間に延ばす ことで、CO2排出量を年間約200トン削減 することができます。

     

     今後はTBS放送センターのさらなる排出削減と再エネ導入に取り組むほか、Scope3排出量の算出にも着手します。またグループ各社においてもCO2排出量の算出と削減に取り組んでまいります。

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