ESG環境・社会・ガバナンス

「生物多様性」維持のための
各種施策強化

  • 生物多様性への取り組み

    映像の力で「命のつながり」を伝える

     TBSテレビでは「わくわく動物ランド」「どうぶつ奇想天外!」などで、40年以上をかけて世界中の野生動物を撮影してきました。その民放随一と言われる貴重映像を駆使してYouTubeチャンネル「どうぶつ奇想天外/ WakuWaku」を配信中です。2020年10月の開設以来、環境の変化でもう二度と撮影できないかもしれない400本以上の貴重な動画を配信し、総再生数1億回、チャンネル登録者31万人を超える日本有数の動物YouTubeチャンネルに成長しています。当チャンネルの視聴者は10代から30代前半が50%以上を占め、親子視聴をする人も多く、「自然、環境について楽しく学べる教育的コンテンツ」として若い世代を中心に幅広く認知され、日本だけでなくアメリカや、インドを中心としたアジア圏でも視聴され始めています。
     このチャンネルの動画制作で忘れてはならない“柱”は以下の二つ。一つは動物の「かわいい」という一面だけにこだわらず「なんで、こんな行動するんだろう?」「なぜ、こんな姿をしているんだろう?」といった視聴者の疑問に研究者と共に向き合い、昆虫から爬虫両生類、そして哺乳類まで、地球に暮らす仲間であるすべての生き物の不思議、魅力を発見すること。
     もう一つは地上波放送当時の監修者であった故千石正一先生の「命はみんなつながっている(たった一種類の動物がいなくなっても自然は成り立たない)。」という言葉です。
     この二つの柱をコンセプトに、多種多様な生き物たちが複雑に絡み合って生きる自然本来の姿を紹介し、生物多様性の重要性を伝えています。テレビ局である私たちTBSにできることは、「伝える」こと。このYouTubeを通じてひとりでも多くの人に環境、自然、生物多様性について知ってもらうことが、未来につながると考えています。

    YouTubeチャンネル「どうぶつ奇想天外/ WakuWaku

    記事で読む環境への取り組み

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    地球に優しい「持続可能なコンテンツ制作」の推進
    「生物多様性」維持のための各種施策強化
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