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2013年9月4日(水)、5日(木)、7日(土)、8日(日)よる7時からTBS系列にて放送!

試合選評・男子

2013年9月8日 (日)

日本 VS 韓国

日本 VS 韓国

得点スコア得点
020-25
20-25
13-25
3

 永遠のライバル、韓国を相手に迎えて行われた今大会の最終戦。日本は先の試合で女子が世界選手権の出場権を獲得し、また日本時間の8日朝には2020年の東京オリンピック開催が決定したという二重の追い風を受けて試合に臨んだ。
 1セット目、両者序盤からキレのある動きを見せてサイドアウトの応酬が続く。しかし途中、ブロックや切り返しから韓国が小刻みに連続得点を重ねると、中盤には前を狙うサーブで日本は乱され一気に点差が離れてしまった。リードを奪った韓国はミスを恐れぬ思い切りのよいサーブで攻め立て、チャンスを生かしてスパイクを決め連続得点。5点差が開いた。その後は韓国にもミスが続いて日本は追い上げ開始。清水のサービスエースや近藤のツーアタックも決まって2点差まで迫ったが、そこから韓国はディフェンスから続けてチョン・ガンインの得点へとつなぎ、再び日本を突き放してこのセットをさらった。
 2セット目もお互いにサーブミス以外は精度の高いラリーを展開し、中盤まで互いに譲らない。しかし14-14からまたしても韓国はサーブからのラリーを要所で制し、越川や福澤の強打で食い下がる日本も連続得点を奪うことができないまま終盤戦に突入した。清水に代わって石島がコートに入るも韓国の勢いは止められず、最後はミスでこのセットを失ってしまった。
 まさに後がなくなった第3セット。日本はまず越川の強打で先取点を奪うも、速攻やサービスエースを決められて逆転を許し、そこからは追う展開に。しかし点差を詰めることはできず、効果的なサーブで乱されたうえでエースに切り返されて、徐々に差は広がっていった。今村と石島を投入する二枚替えも流れを変えるには至らず、最後はサウスポーのキム・チョンファンにスパイク、サーブと続けて決められ、ストレートで敗戦。世界選手権の出場権獲得はならなかった。

インタビュー

ゲーリー監督

まず大会関係者やサポート頂いた皆様に感謝します。それにも関わらず負けてしまいました。韓国はいいプレーをしたと思います。今のバレーはサーブとサーブレシーブが鍵になると思いますが、韓国は我々よりその点でよかったと思います。

山村選手

勝ちたいという気持は皆が持っていましたが、ミスが先行して日本らしいプレーができませんでした。逆に韓国は素晴らしいプレーをしたと思います。

福澤選手

これだけの大敗で、反省点はきりがありませんが、終始序盤からリードされて後手後手に回ってしまい、自分たちのバレーができなかったことが悔しいです。

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