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2013年9月4日(水)、5日(木)、7日(土)、8日(日)よる7時からTBS系列にて放送!

試合選評・男子

2013年9月7日 (土)

日本 VS ニュージーランド

日本 VS ニュージーランド

得点スコア得点
325-14
25-20
25-10
0

 日本の2戦目、対戦相手はニュージーランド。FIVBランクは78位と、確実に倒さなければならない相手である。
 立ち上がりはニュージーランドの鋭い速攻が決まってわずかに先行されるが、日本もすぐに出耒田の速攻で追いつくと、相手スパイクを近藤がレシーブしたボールがダイレクトで相手コートに落ちて逆転。越川の強打や横田の攻撃で追い打ちをかけると、ニュ―ジーランドはミスを続けて一気に差が広がった。終盤になってニュージーランドも必死の粘りを見せるがミスも減らず、点差をキープしたまま日本が逃げ切ってセットを奪取した。
 2セット目は序盤から競り合いが続いた。1セット目途中から日本は次々にメンバーを入れ替えていたが、このセットはそのままセッター今村、レフトに米山と千々木を入れた布陣。ニュージーランドはややミスが減り、伸び伸びと力強いスパイクやブロックで得点を重ねてきた。均衡した展開を中盤から打開したのは日本、石島の奮起が契機となった。両サイドから力強いスパイクを打ち込み、自らレシーブしたあとでも強打を放ってニュージーランドを突き放すと、そのままセットをもぎ取って王手をかけた。
 続く3セット目、日本のメンバーは2セット目と同じ。横田が速攻、サーブと連続で決めて好スタートを切った日本は、米山のブロックや出耒田の速攻も決まって完全にペースを手にした。石島の力強いバックアタックがニュージーランドのディフェンスを弾き飛ばして16-10と10点差、さらに横田の連続サービスエースなどで圧倒した日本は、終盤にもリバウンドからのつなぎでうまく得点。最後は相手ミスで25点目を獲得し、ストレートで2勝目をあげた。
 やはり勝負は共に2勝で並んだライバル・韓国戦、最終日にすべてがかかることとなった。明日勝利を飾ることで、世界選手権のチケットは日本のものとなる!

インタビュー

ゲーリー監督

ニュージーランドは2セット目、いいプレーをしてきましたが、日本もセット間に調整して3セット目はいいプレーができました。今日は石島選手がとてもよかったのではないか、と思います。

山村選手

今日は自分以外の選手がコートに立って、皆で勝利をつかむことができました。米山や千々木など、ふだん出ていない選手も勝利に貢献できたのでよかったと思います。

石島選手

皆がいいパフォーマンスをしてくれたので、皆に感謝しています。苦しい2セット目を取れてよかったです。明日は韓国戦、勝たないと世界選手権の切符はありません。大切な試合になりますので、チーム一丸となって勝ちたいと思います。

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