バンキシャ日記(女子)

勝てば、来年の世界バレー本戦への出場が決まる日がやってきた。
午前練習前の選手達の表情は明るく、良い意味でリラックスした雰囲気。

しかし全体練習に入ると、その表情は引き締まったものへと切り替わる。
それがこの若い新チームの良きところであり、
今日のオーストラリア戦に向けた対策練習をキッチリと行った。

前のベトナム戦への出場機会がなかった、
江畑幸子と宮下遥は、それぞれにこの試合への思いを語る。

江畑「前の試合に出ていない分、今日の試合で爆発したいと思います。いい形で勝って来年の世界バレーに繋いでいきたいです」
宮下「休ませてもらったからといって特別に何かをしようというのでなく自分が出来る事を精一杯がんばるだけだと思います」

そして全体練習後に、オーストラリアの強打をイメージし、
1人だけ最後までレシーブ練習をしていたキャプテン木村沙織はこう話す
「本当にコートに全員が立って同じバレーが出来るように、今日勝てば切符が獲れるのでしっかり勝って決められるように一致団結して頑張ります」

バンキシャ：N・M