大 手 |
1つのステーションを立ち上げたのは、TBSラジオで言えば55年前にやったきりの作業だったりするわけで、本当に大変だった。私のした事なんてほんの一部だけど、わずかな期間、少ない人数でよくここまで出来たなと思うし、こういうイベントに関われたっていうのは番組の立ち上げとはまた違ってすごい経験で、幸せな事なのかなと思うよね。 |
菊 地 |
OTTAVAってどういう人たちと仕事しているのかとか、実はよくわかってないんだけど。 |
大 手 |
プレゼンター10人とディレクター5人に+αの20人弱で全番組を作ってます。ワイド番組の基本はワンマンDJスタイルで、構成作家もテクニカルディレクターもいない。プレゼンターが一人で何役もこなしてディレクターはそんなプレゼンターをフォローする一方、30分間ノンストップクラシック番組のmixもしてる。セールスは営業部が担当しているけど、詳しい説明が必要なときは我々スタッフも一緒に行ってプロモートする。自分たちでも積極的にプロモートして・・・。 |
|
細 川 |
一人がやることの幅が広い! |
大 手 |
そう。編成担当でも営業するし、インターネットやデータ放送も担当する。広報担当も営業してイベントを仕切ったりモバイルも担当したり。私もCMの制作や考査をしつつ、広報やイベントにも関わってる。954の放送みたいに担当がきっちり分かれてるんじゃなくて、一人ひとりが他の部署と連携しながら何役もこなしてるから、いろいろチャレンジできて面白いよ〜。 |
菊 地 |
クラシック専門チャンネルだけど、クラシック好きだった? |
大 手 |
・・・あんまり(笑)。でもクラシックが流れるとその場の空気が変わることはOTTAVAを聴いて気がついた。確かに、仕事場や自分の部屋の雰囲気も変わるんだよね。クラシックファンじゃなかったからこそ、『あぁこういう聞き方があるんだ』って実感を持ってプロモーションできるのかも。レポートに追われている学生さんとかのBGMにもおすすめです。作業がはかどるし、癒されますよ! |
|