TBSラジオ&コミュニケーションズ 2008年度採用情報
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「1年目の真実」2004年秋、新入社員だった彼らの声はこうでした。

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第3回目 入社試験のヒント

就職活動をしているみなさん、おおいに悩んで下さい!

TBS R&Cを選んだ理由はなんだったんですか?
江藤 マスコミ志望だったので。
内田 俺は小学校からヘビーリスナーだったから。就職活動では総合商社を狙っていたんですけど、たまたまここが募集していることを知って応募してみたら、書類が通過した。面接でも会社に入りたいということより、TBSラジオがいかに好きだったかを話しました。大学時代はずっと部活をやっていたので、実際は就職活動より部活が大事だった。だから、就活中も、特にこういう仕事をしたいとか、考える間もなく過ごしてきていて。
部活は何をやっていたんですか?
内田 大学時代はアメフト。あっ、中高は相撲をやっていました。
全員 (笑)。
内田 どういう仕事をやりたいとかいう絵がないまま就活に入ってたんで、普通のサラリーマンになることしか考えられなかった。好きなラジオで内定をもらって、そこからですよ。どういう仕事をやっていきたいとか考え始めたのって。それまでは好きなことより、現実的になれって。
全員 お〜お!
内田 夢ばかり語っているような人にはなりたくないなあと思っていた。でも、自分が昔から聴いていたラジオ局に受かって働き始めたら、夢を考えるようになりましたね。ラジオを楽しめる人をもっと増やしていきたいとか、好きな放送を生み出していきたいとか。
細川 私はかなり絞ってたなあ。もともと下着を作りたかったので、アパレル系の大手3社に入りたかったんです。でも、小さなころにイベンタ−になりたいなと思っていたことがあって、今いる部署を考えると、何かしら私がここを求めていたのかなあとは思います。
小池 小池洋俺もかなりピンポイントで絞り込んでいたな。絶対に放送業界だって。学生時代にインターネット放送局をやっていたので、新しいメディアに携れるような仕事をしたいと思っていたんですね。だから、就活もそれを基準にしてたので、民放各局受けました。内定をもらってから、最終的にこの会社にしようという決め手になったのは、TBS R&Cはとにかく仕事の幅が広範囲だったから。番組制作はもちろん、コンサートを開いたり、インターネットや携帯のサイトを開設したり、お弁当を開発したり。営業部にいても感じるんですけど、スポンサーさんが自分がこれまで知らなかった多業種にわたっている。当時、本当にいろんな人がこの会社と一緒に仕事をしているんだなあと思って、ここで働いたらおもしろいかもしれないと。
橋本 俺もマスコミ志望だった。メーカー企業と、ここの内定をもらったときに、どちらの道を行くかで人生は大きく変わるなあとは思ってました。いろんな人に相談したんですけど、結局は自分の中の「伝える側になりたい」「マスコミ側にいたい」という思いが強くて。いくらマスコミをこきおろすような意見を耳にしても、自分でも理屈の上ではマスコミに行くほうが損するのかなあと思っても、言葉にできないような勘みたいなもので、マスコミを選んだ。入社してから、まだ後悔したことはない。もうひとつの道を選んでいたら、一生マスコミに行かなかったのを悔やんでいたんだろうなと思います。迷わず選んでいたら、それはそれで行き詰まるかも知れない。だから、「就職活動をしているみなさんも、おおいに悩んで下さい」。
江藤 まとめてるよ(笑)
橋本 俺が思うに、いろんな要素を出して悩んだほうが、入社してから言い訳がない。入ってみてダメなことがあっても、入る前に悩んでいれば納得できるもんだと思うんだよね。何も考えずに入ると、悪い状況に遭遇したときに後悔しちゃう。そのへんを全部シミュレーションして悩んで入っていたら「あ、これはわかっていたことだからいいや」と納得できたり、逆に「ここはよかったな」と得した気分になることもあるだろうし。悩むのはおおいに必要。大学生活すべてが就職活動なわけだからさ。

採用の決め手は何だった?

みなさん、どういう理由で採用されたと思います? もちろん、本当のところというのはわかりませんが、自分ではどんな部分が買われたと思います?
橋本 ほんとの理由はわからないけど、ひとつ言えるのは、試験を受けている時にスムーズに、すんなりと自然に進んでいく感じはありましたね。面接でも、いいことが言えたとかじゃなくて、普通に会話ができた。きっと会社側もそういうのにピンときてたんじゃないかな。
江藤 そんな感じはしたよね。私、自己PRを考えてきていたけど「じゃあ、自己PRをして」というようなものはなかった。ほんとに普通の会話。だからかな、緊張も全然しなかったなあ。
小池 俺はちょっと違うな。ちゃんと言いたいことを言って帰ったし。スムーズに言えたかどうかはわからないけど、「僕はここに入ってこういうことがしたいです」って伝えてきたよ。
橋本 じゃあ、何が採用の決め手だったと思う?
小池 自分がやりたいことが明確だったのと、こいつにだったらやらせてやってもいいかなっていう会社の寛大さじゃないかな。
具体的にやりたいことというのは、何だったんです?
小池 デジタルメディア系のこと。
橋本 “系”って、はっきりしてねーだろ!
全員 (笑)。
内田 内田寛之俺はずっと部活をやっていたので、就活時点では海外旅行にも行ったこともなければ、国内旅行もほとんど行ったことがなかった。部活くらいしか認められるようなところってなくて、取り柄がないと思っていたんで、こんなに普通でも受かるんだなって。だから、自分が普通過ぎると悩んでいる人でも、ここでは見てくれる部分があると思いますね。
江藤 私も、あまり奇抜なことをしてきたわけじゃない。大学時代は好きなことをして、友だちとバカ話ばかりしていた。面接でも、友だちと飲み明かしたこととか、年末年始は宝くじを買って発表大会をしたとか、そういう話しかしてなくて。「こういうことをしてました!」と強くアピールできるようなものが必要なのかと思ってたけど、そればかりではないみたいですね。
橋本 自分は学生時代、「学生プロレス」っていうあんまり日の当たらないジャンルで学生プロレスラーとして活動してたんだけど、やっぱそれだけじゃモテねーよなあ、と思ったので、バランスをとるつもりで、別の趣味の音楽好きを生かせるライブハウスのアルバイトもやってた。面接では「プロレスを通してお客さんを楽しませる姿勢とは何か、を学びました!」なんて言ってみたけど、実際、そのときはただ楽しく日々を過ごしてただけだったし。決め手になってるのはどんなデカいことをやってきたか、じゃなくてそいつが「どんなやつなのか」ってことかもね
内田 全員5人並んでみても、みんなそれぞれに違う。買われている部分も、それぞれに違うんだろな。

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