はじめに

阪神淡路大震災から20年… あの日、命の最前線で闘った消防士100人以上に取材をして作り上げた魂の舞台「ORANGE」をついに映像化! 未曾有の大震災に立ち向かった消防士達の奮闘と葛藤を描いた珠玉のヒューマンドラマ

1995年、1月17日、阪神淡路大震災…。
あの時、現場で何があったか知っていますか?

この作品は当時、救助に当たった消防士達100人以上に取材をして作り上げた物語です。

助けられなかった数えきれない命。
救えなかった仲間。
神戸消防の隊員達はその悔しさと悲しみを乗り越え、日々、命の最前線で闘っています。

(写真)

彼らの思いを受け取ってください。
なぜ彼らが、自分の命を顧みず、人を救おうとするのか。
その意味を知ってください。

一秒で奪われた命。
一日をどう生きるのか。

それが、この物語には描かれています。
『ORANGE』
それは、最後の望みの色でもあり、消防士の魂の色でもある。

2015年1月で阪神大震災から20年。その節目にTBSではスペシャルドラマ『テレビ未来遺産 ORANGE〜1.17 命懸けで闘った消防士の魂の物語〜』を放送いたします。“オレンジ”とは、人命救助の為に特別な訓練を受けた、全消防士のわずか3%の人間、特別救助隊の隊員だけに着ることが許された救助服の色。“オレンジ”は消防士にとって誇りであり、憧れでもあり、ヒーローの象徴です。しかし、そんなヒーローにも、助けられなかった数えきれない命がある。たった1秒で失われてしまった命がある…。震災で味わった悔しさ、どこにもぶつけられない憤りや無力感、そして果てしない悲しみを乗り越え、今も命の最前線で戦い続ける彼ら。彼らは、どんな想いを持ち、自分の命を顧みず人を救おうとするのか──。

(写真)

阪神大震災から20年を機に、人の命を守る仕事を命がけで続ける彼らにあらためて目を向け、その奮闘の日々をドラマで描きます。
原案は、脚本家の宇田学が主宰する神戸の劇団「PEOPLE PURPLE」の代表作で、阪神淡路大震災発生当時、実際に救助に当たった消防士100人以上に取材をして作り上げられた舞台「ORANGE」。同公演は、2004年の初演より再演を重ね、20年の節目を機に全国公演が決定。大阪を皮切りに全国9か所にて上演されます。なお、本ドラマでも宇田学が脚本を担当しました。

主人公の特別救助隊の隊員・小日向雄治(こひなたゆうじ)役には、ドラマや舞台、映画と幅広く活躍中の上川隆也。阪神大震災のときの悔しい思いを繰り返さないように日々奮闘する、猪突猛進型の消防士を演じます。小日向とは対照的に理性的に物事を考えるタイプで、小日向からよく叱責を受ける若手消防士・山倉隆志(やまくらたかし)役には、日曜劇場『ルーズヴェルト・ゲーム』での好演により注目の的となった工藤阿須加。誰からも信頼される優しい中隊長・桜井祐司役を、幅広い層から支持を集める杉本哲太が演じます。また、倍賞美津子、谷村美月、板谷由夏、小池栄子ら演技派の役者が脇を固めるほか、秋元才加が、特別救助隊を目指す女性消防士役を、まさに体当たりで演じます。

撮影は神戸市消防局の全面協力のもと、出演者は実際に神戸市内の消防学校などで訓練を行い、撮影現場でも随時神戸市消防局の特別救助隊の指導を受けました。
命の大切さ、仲間との絆、消防士の熱い思い、防災意識の向上、そして、命をつないで生きていくことの重みを再確認するきっかけになればと制作された『テレビ未来遺産 ORANGE〜1.17 命懸けで闘った消防士の魂の物語〜』。ご期待下さい。