コメント

小日向雄治役:上川隆也さん

諸装備、本物。消防車、本物。消防署、本物。
訓練所、本物。現場指導員・SUPER-EAGLEこうべ、本物。燃え盛る焔、勿論ホンモノ。『ORANGE』は命を考えるドラマ。だから嘘はつけません。私も嘘の無い気持ちで、精一杯演じました。

山倉隆志役:工藤阿須加さん

このドラマを観た人が、日々の生活の中で、大事な人との時間をもっと大切にしようと思うきっかけになればと思います。
当時のことを自分なりに調べ、撮影していく中で、自分自身震災に対しての思いが強くなりました。

山倉隆志役:工藤阿須加さん

1995年震災当日、CDのプロモーションで大阪にいました。担当していたオールナイトニッポンを大阪から生放送して、その終了後、タクシーでホテルに戻る途中に大きな揺れを感じました。目の前の高速道路も激しく揺れていました。そして、時間が経つと共に次々と増えていく犠牲者の数に愕然とした事を今でも鮮明に覚えています。

このドラマの原作となっている舞台「ORANGE」も観に行かせて頂きました。前半からずっと涙が止まりませんでした。この涙は何なのか? 生きたかった人の無念、助けることができなかった人の無念。悲しみの物語であると同時に、でも、それでも生きて行こうとする人間の力強さ、生へ執着する逞しさの物語だと感じました。そして、当たり前に過ぎていく毎日の尊さを改めて感じました。仮に、時に生きることに意味を見出だせない日々があったとしとも、ただ大切な人が元気に生きていてくれたらそれでいい。そんな自分の死生観を再確認してくれる作品でした。

この度、『暁』を主題歌としてお使い頂けるとお聞きしまして大変嬉しく思っております。『暁』に込めた死生観が、「ORANGE」という作品と寄り添えることを心から幸せに思います。

プロデューサー:佐野亜裕美

この作品は、脚本家の宇田学さんが、阪神淡路大震災の現場で命と向き合った100人近い消防士の方々に取材をし、そこで聞いたお話を再構築して作り上げた物語です。

原案となった舞台を初めて観たとき、そこで描かれる圧倒的な悲しみに涙し、そこを乗り越えて輝く希望の光に、涙が止まり、笑顔になりました。

2015年1月、阪神淡路大震災から20年という大きな節目を迎えます。当事者でない人々の記憶と関心が薄れ、風化していく速度は、時に残酷なほど早すぎるものです。

だからこそ今、あらためてあの震災のことを思い出し、当時生まれていなかった若者達にもその経験を語り継いでいく必要があると思います。

主人公の小日向は特別救助隊の一人。人命救助のために特別な訓練を受けて“オレンジ”の救助服を着る事を許可された、全消防士のわずか3%の特別な人間です。つまり“オレンジ”とは、消防士にとって誇りであり、ヒーローの象徴なのです。

だけど、そんなヒーローでも、助けられなかった数えきれない命がある。
たった1秒で失われてしまった命がある。

震災で味わった悔しさ、どこにもぶつけられない憤りや無力感、そして果てしない悲しみを乗り越え、今も命の最前線で戦い続ける彼らの思い。彼らが、どんな想いを持ち、自分の命を顧みず人を救おうとするのか。その意味を知ってほしい。

命の大切さ、仲間との絆、消防士の熱い思い、防災意識の向上、そして、命をつないで生きていくことの重みを再確認するきっかけになるようなドラマをお届けします。