インタビュー

2013年SPインタビュー
泉ピン子さん、えなりかずきさん

今回の2時間スペシャルについて、五月役・泉ピン子さん、眞役・えなりかずきさんが見どころをお話してくださいました! 家族とは、親子とは、夫婦とは…??

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今回、五月さんのお誕生日会をめぐってひと騒動があるようですが、台本を読まれた感想は?

泉さん:相変わらずせりふが長いなと思いました。それと、ふだん五月は「幸楽」が中心で、出かけたところで「おかくら」くらいにしか行かないのですが、今回は「おかくら」はもちろん、葉子の家に行ったり、文子の様子を見に行ったりと、行っていないところはないですね。
今年は五月の誕生日に、嫁の貴子が五月や姉妹たちを招待しようと計画しますが、五月はこれを断るんです。それぞれ家庭もありますし、結婚したら姉妹と言ったってなかなか集まることは出来ませんからね。姉妹たちからもいろいろ言われる中、みんなに断り続けているので、どこで何を言っているのか混乱してしまいます。でも、それだけ「渡鬼」はやりがいもありますね。
橋田先生の台本は、同じようなことでも少しずつせりふが違うんです。もう年ですかね、どこのシーンのせりふなのかわからなくなります(笑)。
えなりさん:ぼくは久しぶりというよりも、自分の家に帰ってきたような懐かしい感じでやらせてもらっています。
泉さん:小島家ではなく大井家に行っちゃったけどね。

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五月さんと貴子さんの嫁姑問題というのも起こっているようですね。

泉さん:五月はキミさんにやられたことを自分はやらないつもりが、結局同じことをやっています。あれだけキミさんにやられてきて、お嫁さんのことを傷つけるつもりはなくても、自分の息子のことだと思うと違うんでしょうね。やはり、息子がエプロンをして夕食の仕度をしている姿はショックですよ。5歳のころから一緒ですが、五月は眞にそんなことをさせたことありません。嫁の作ったご飯を見て「なんてものを食べさせるんだろう!」と思ってしまうんです。五月は眞を過保護に育てて、食事も眞中心に考えてきて、お父さんはついででしたから(笑)。嫁と姑の仲というのは永遠のテーマですね。五月はよく「男の子なんてつまらない」と言っていますが、眞夫婦は五月のことでいつもケンカになっています。でも娘の愛にはさんざんにやられていて、やはり女は強いのかと思いますね。
えなりさん:ぼくはまだ結婚していませんが、奥さんと母親にはさまれるって、こういう感じなのかな、と思っています。五月さんとキミさんの間に挟まって、お父さんの勇さんが何もしないのを見ていてイライラしていたのに、世代が移っていざ自分になると、やっぱり何も出来ない眞がいます(笑)。
泉さん:でも眞はお父さんよりきつくて、お母さんに向かって文句言ったりしている、いまどきの子なんです。
えなりさん:でも勇お父さんもキミさんにたまに何か言っていましたが、それでよけいにややこしくなってましたよね。「どうして何も言わないんだろう」とずっと言っていましたが、「何も言わない」ことが正しい対処法だったんだ、ということを今、学んでいます(笑)。
泉さん:男の人が口をはさんじゃいけないんですよ。どうしてもお嫁さんの見方になってしまいますから、ろくなことになりません。でもえなりは結婚しなくていい!わたしがいるうちは結婚なんてさせません!

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母親にとっては、いつまでたっても息子は息子なんですね。

泉さん:五月は愚痴を言いに行ったお父さんに「子離れしろ」と言われますが、できないと思います。母親は子離れできませんし、そうすると嫁は生涯の敵なのではないでしょうか。第10シリーズ最終回、眞の結婚式で後ろを歩きながら、ドラマといえど貴子のドレスを踏んでやろうと思っていました(笑)。でも、勇さん役の角野さんは愛の結婚式のほうがいやだったそうです。男親と女親の違いでしょう。
眞は、貴子に言えない分、母親である五月にいろいろ言ってきます。かわいそうに、きっと新橋あたりで一杯やっているんでしょう。でも、奥さんが強いほうが夫婦はうまくいくのではないでしょうか。
えなりさん:五月さんは純粋に息子を心配してくれているんでしょうけれど、その母親の好意を、お嫁さんは曲げて解釈するんだと思いましたね。
泉さん:「息子の眞に、そんなことさせたことないのに」という母親の愛情です。眞は本当にやさしくて、やはり息子がいいと思いますね。でも、娘のほうがいいかと言うと、女の子もきついですね。どんどん巣立っていって、老後どうするんだとか(笑)。そういうことを考える年代になったんです、角野さんと「50歳までやれるかな」と言っていたのに、まさか還暦すぎまでやるとは…もうとっくに過ぎました(笑)。

ご覧になる皆さまにメッセージをお願いします。

泉さん:最初のころは良かったです。キミさんに対しての「すみません」「申し訳ございません」しかせりふがなかったんですから。今回も本当にせりふが長くて、亡くなられた山岡久乃さん、森光子さんに「あなたにはせりふのない役は来ないわよ」と言われたことを思い出しましたが、その通りになっています。橋田先生のこの長いせりふをいつまで覚えられるか、自分への挑戦です(笑)。今回の前後あわせて4時間のスペシャルで、姉妹たちと会って五月が誕生日についてどう語っているかどうぞ楽しみにしてください。