インタビュー

清水由紀さん(大井貴子役)

今回のシリーズでも核となっている貴子さん。前回とは全く違う状況になって、この先、眞くんともどうなるのか気になるところ、演じる清水由紀さんにお話を伺いました。

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「貴子さん」を演じるのに意識していることはありますか?

前回のシリーズから出演させていただいていますが、決まったときは必死でした。長い歴史のある「渡鬼」の色に染まりながらも、自分を出していければと思っています。
よく「こんな素晴らしい子は、今いない」と言われますが、貴子のことを本当に尊敬しています。この女性に近づきたい、そう言われる人に自分もなりたいと思っています。
演じるときは、お話するときは相手の目を見よう、という基本的なことを意識していました。

今回は、境遇が違ってしまって、伏目がちになっていますね。その気持ちはどんなでしょうか?

演じ方も今までとはずいぶん変えています。貴子にはこの1年半の間にとてつもなくいろんなことがあったはずで、押さえているものがあるんだと思います。冷たい人間になったわけではないけれど、心から笑えない。見せたくない自分を見られてつらいし、会うつもりのなかった人たちと出会ってしまったとまどいがあるんだと思います。
眞くんをお父さんに会わせるシーンで、最初のうちは顔の表情も作らないようにしていたのですが、監督に「二人が手を取り合ってるシーンは、優しい気持ちになっていいですよ」と言われて、実際に演じてみたら貴子の優しさが見えました。この先、笑顔が戻ってきてくれると嬉しいですね。

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今回の貴子さんを、どう演じていらっしゃいますか?

台本をいただく前に、プロデューサーの石井先生から聞いていたんですけれど、まさか道路交通整理のアルバイトをしているなんて思わなかったので、本当に驚きました。
台本をいただくと、頭から読み始めるんですけれど気になってしまって、自分の出演シーンをまず見てしまいますね。読んでみて、貴子は「自分がしっかりしなきゃ」と思っているんですが、父親を想う優しさを出していきたいです。

お父さんが倒れてしまった貴子の心境は…

「介護」という、大きなテーマがあって、わたしたちのことなんだ、とお父さん役の武岡さんとよく話しています。
そんなに重度ではなかったのですけれど、祖父が同じ病気でした。ですから、貴子と近い存在ではありますけれど、おじいちゃんとお父さんでは気持ちが違いますよね。あんなに元気だったお父さんが急に倒れて、貴子は本当に辛い気持ちだと思います。こういう問題は本当に複雑で、なかなかうまく言い表せないです。

おやじバンドと、また一緒に出て欲しいですね。

以前トランペットをやっていたので、「入りたい!」とずっとアピールしていたんですけれど、マネージャーで終わってしまいました。本番前は皆さん、演奏の練習があるのであまりお話できないのですが、この先、また一緒のシーンがあると嬉しいです。
実際に行われたライブには、マネージャーなのに行けなくて残念でした。次回、またライブがあったら絶対に行きたいです!

眞くんともずいぶん関係が変わってしまいましたね。

貴子は気が強いところもあって、前のシリーズでは、まわりを引っ張っていた感じもありましたけど、今回は「関わらないで」と下がっているので、眞くんが強くせまってくるのが新鮮ですね。でも男らしくて、再会のシーンなど、すんなりと演じることが出来ました。

ご覧いただいている皆さまにメッセージをお願いします。

貴子はお父さんのことを本当に大切に思っています。
苦しい面もありますが、親子の愛情を深く感じていただきたいです。わたし自身も楽しみなのですが、眞くんとの行方がどうなるのか、いろいろな予想をしながら、最後まで見てください。