世界が喰いつく!ニッポンの○○ツアー!
5月10日の放送
<今回のツアー:清水三年坂美術館>
総額100億円以上!日本最高峰の職人技 幻の明治工芸を集めた美術館
100年ほど前にあった史上最高の技術が詰まった明治工芸。それらの作品には、現代の人間国宝の技術をもってしても再現不可能といわれる「超絶技巧」と呼ばれる最高峰の技が施されていた。
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薩摩 蝶菊尽し茶碗(作:藪明山)
直径10cm程の茶碗の内側に渦を描くように描かれた蝶と菊。
すべて異なる柄の蝶が2,000匹以上描かれている。
1匹のサイズはわずか3mm。 -
牙彫 竹の子、梅(作:安藤緑山)
安藤緑山の最高傑作とされる作品。
長さ50cm程の象牙の先端部分の形を生かした作品。
タケノコの皮の筋や、葉先のうぶげまで忠実に再現されている。 -
金工 名所図小箪笥(作:駒井)
高さ約14cmの小箪笥に、京都の風景が描かれている。中には引き出しが4つついており、扉の内側には金閣寺が描かれている。 -
七宝 花文飾り壺(作:並河靖之)
壺に描かれた花びらは、1枚がわずか1ミリ。そのデザインの緻密さと、ナミカワブラックと呼ばれる、それまで七宝界で表現が難しいとされた「黒」を生み出したことで、並河の作品は海外でも人気。 -
金工 群鶏図香炉(作:正阿弥勝義)
明治の金工・正阿弥勝義の代表作。
現在の人間国宝をもってしても、再現不可能と言われる金工を施した純銀の香炉。蓋の部分には菊の花があしらわれている。
過去の放送内容
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2016年5月24日
世界をとりこにする、遅咲きアーティストの着物美術館
久保田一竹美術館/山梨 -
2016年5月10日
100年ほど前にあった史上最高の技術が詰まった明治工芸
それらの作品を展示する美術館には、超絶技巧と呼ばれる日本最高峰の技術が詰まった作品がある -
2016年5月3日
外国人観光客がカメラにおさめる光景の中に数多くあるのがライトアップされた建造物や風景。
そんな外国人も注目する日本のライトアップの美しい光景をご紹介します。 -
2016年4月19日
<今回のツアー:加茂水族館>
クラゲの数は世界一位!
その美しさに時を忘れる、究極の癒し水族館
世界初の試みに番組が全面協力! -
2016年4月5日
<今回のツアー:藤田美術館>
国宝を9点所有する私設美術館。中でも注目すべきは、徳川家康が所有していたとされる奇跡の茶碗、曜変天目!