番組ラインナップ

ニュースの視点
事件・事故や政局、環境や教育問題、経済の動向から国際政治まで・・・。
限られた時間では、伝えきれない事実や真実、捉え方があります。

「ニュースの視点」では、時事問題の中から毎日一つのテーマを絞り、
時にはゲストや専門家を招いたり、現場から生中継を繋いだり、
ニュースバードのキャスターが、政治部、経済部、社会部、
海外特派員などの現役記者や解説委員と共に、ニュースの本質に迫ります。

2010年11月30日放送

#1403 「米韓合同軍事演習3日目 〜緊迫する朝鮮半島情勢〜」

解説 :解説・専門記者室 解説委員 巡田忠彦
担当キャスター:竹内久乃

【テーマ】
11月28日から始まった米韓合同の軍事演習は、実戦に近い本格的な訓練に入った。今回の軍事演習は、作戦半径が中国本土に達する黄海で行われていることもあり、関係各国による外交的な駆け引きが活発になっている。事態の沈静化に向け、中国は6か国協議の緊急会合を提案するも、北朝鮮への圧力を強める日本・アメリカ・韓国は慎重な構えを保っている。緊張が続く朝鮮半島情勢、解決の糸口は見えるのか。

【放送後記】
ヨンピョン島の砲撃事件からきょうで一週間。JNNの取材によると、韓国軍がヨンピョン島などにロケット砲や水陸両用の上陸装甲車を新たに配備したことがわかりました。一方、3日目を迎えた米韓軍事演習。世界最大級の原子力空母「ジョージ・ワシントン」や「EP-3」といった電子戦データ収集機も黄海に入り対空防御や爆撃訓練など行っていて、軍事演習はより実線に近いものとなっています。 米韓合同軍事演習を受けて、北朝鮮は何らかの行動にでるのか。今もなお、緊迫した状態が続いています。(竹内久乃)
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2010年11月29日放送

#1402 「JAXA 小惑星イトカワの微粒子を確認 〜そして『はやぶさ2』計画は〜」

ゲスト:JAXA 吉川真准教授
担当キャスター:竹内久乃

【テーマ】
7年にわたる宇宙の旅を終え、今年6月に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」について、JAXAはカプセルの中から発見された微粒子が、地球から3億キロ離れた小惑星「イトカワ」の物質であると今月16日に発表した。小惑星からのサンプル回収は世界初の快挙であり、地球及び太陽系の誕生の歴史を紐解く貴重なサンプルとして世界中の注目を集めている。スタジオに、はやぶさのプロジェクトサイエンストであるJAXA吉川真准教授を迎え、微粒子がイトカワのものと判明する過程、そして、「はやぶさ」の後継機である「はやぶさ2」について詳しく聞いた。

【放送後記】
「はやぶさ」が「イトカワ」から持ち帰ったカプセルの中身をJAXAで慎重な作業をして調べた結果、約1500個の「イトカワ」の微粒子が見つかりました。0.01ミリ以下の微粒子で目には見えませんが、物質分析の技術が進んでいるため1個でも分析ができるということです。その結果、太陽系、地球の起源と進化がわかってくるということで今後の調査に期待が高まります。そして、現在「はやぶさ2」の開発も準備段階に入っていて、探査機開発の予算が決まり次第、開発に取りかかるということです。「はやぶさ2」では「イトカワ」のような鉱物だけでなく、有機物や水が岩石に含まれているような小惑星を調査する予定なので、生命の起源なども調べることができるようになるかもしれません。ぜひ2014年〜2015年の「はやぶさ2」の打ち上げに向けて、開発を期待しています。(竹内久乃)
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2010年11月25日放送

#1401「裁判員裁判“市民が死刑と向き合うとき” 〜2つの判決から見えてきたもの〜]

解説:編集主幹 神田和則
担当キャスター:笹岡樹里

【テーマ】
今月16日、裁判員裁判で初の「死刑」判決が言い渡された。マージャン店経営者ら2人を殺害して強盗殺人の罪などに問われた池田容之(ひろゆき)被告に対して横浜地裁が下した判決だ。この秋、この事件の他にも一般市民が裁判員として審理に臨む裁判員裁判で、死刑が求刑されている重大事件の審理が相次いで行われている。これは去年5月の「裁判員制度」施行後に発生した事件のうち、重大事件といわれるケースの「公判前整理手続」が終わったタイミングがこの時期に集中したためだ。それらの裁判の中身は少年事件や、被告が起訴内容を全面否認しているものなど様々なケースが含まれており、裁判員制度自体の真価が問われる重要な局面を迎えたと言える。初の死刑判決が下された横浜の事件や、無期懲役判決が出た耳かき店従業員らが殺害された事件の裁判員裁判の審理の模様を検証し、浮かび上がってきた制度の課題や、市民が死刑と向き合うことの意味について考えた。

【放送後記】
番組終了後、仙台地裁で裁判員裁判では初めて少年に対して死刑判決が言い渡されました。番組内でも、この事件について「少年に死刑が求刑されていることの難しさ」に触れましたが、この裁判を審理した裁判員たちの苦悩はいかほどだったのでしょうか。先日、私の知り合いの女性に、裁判所から「裁判員候補者通知」が届いたそうです。彼女は、忙しく働く社会人ですが、時間が許すなら「裁判員に参加してもよい」との気持ちを持っているということでした。重大事件が続く中でも、彼女のように裁判から目を背けずに「参加する意思」を持っている人がいるということは、“市民参加の開かれた司法・裁判”を目指す裁判員制度が今少しずつ認知され、目的を果たしつつある表れなのかなと感じます。裁判員は、私たち国民の代表です。その裁判員たちが、今どんなことを感じて、何を思いながら裁判に臨んでいるのか・・・。それらを考えることは、次の裁判員になる可能性のある私たちにとっても非常に重要なことだと思います。番組を機会にそうした思いを視聴者の皆さんと共有できればと強く感じます。(笹岡樹里)
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2010年11月24日放送

#1400 「緊迫の朝鮮半島 南北が砲撃戦」

ゲスト:軍事ジャーナリスト 黒井文太郎氏
解説:解説・専門記者室 主席解説委員 岩城浩幸
担当キャスター:竹内久乃

【テーマ】
今月23日、北朝鮮が韓国のヨンピョン島にむけ砲撃。韓国軍もただちに対応射撃を行った。この砲撃では、韓国の民間人も犠牲となり、朝鮮半島は緊迫度を増している。この2日前には新たなウラン濃縮施設をアメリカの専門家に公開し、関係各国に衝撃を与えた矢先の軍事行動。相次いで世界を挑発する北朝鮮の狙いを探るとともに、日本が直面する状況を改めて確認した。

【放送後記】
朝鮮戦争の休戦以降、初の民間人のいる陸地への砲撃が起きた今回の砲撃戦。北朝鮮は、韓国の軍事演習に対抗し「断固とした軍事措置」と主張しています。しかし、これまでも軍事演習は行われていました。なぜ今回、民間人のいる場所を砲撃したのでしょうか。北朝鮮としては、9月に後継者としてお披露目されたジョンウン氏の実績を残したかったのではないか、ジョンウン氏の新体制強化の狙いもみられます。そして、北朝鮮と韓国の関係はどうなるのか。日本、アメリカを含めた各国も北朝鮮の攻撃を強く非難していますが、北朝鮮に対してどう対応していくのか、今後の動きを注意深く見ていきたいと思います。日本にとってけっして対岸の火事ではないのですから。(竹内久乃)
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2010年11月22日放送

#1399 「10年の交流から見える北朝鮮 〜南北コリアと日本の“絵画展”」

解説:外信部 浜崎由佳
担当キャスター:竹内久乃

【テーマ】
10月、後継者が姿を現し、世界中から注目を浴びた北朝鮮。核・ミサイル問題など国際社会との関係は変わらず厳しく、日本との関係も、拉致問題をはじめ改善の兆しはない。こうした中、日本と朝鮮半島に住む子供たちが描いた絵を一緒に展示し、お互いに理解を深めようと行われている「南北コリアと日本のともだち展」が、今年で10年目を迎えた。その交流から見える北朝鮮の姿とは。ピョンヤンから現地報告。

【放送後記】
日本・韓国・北朝鮮の子どもたちが一緒に作り上げた作品や、1人1人の個性を活かした絵など様々あり、国境を越え、子どもたちが一致団結して一生懸命取り組む様子が映像からも見てとれました。しかし、交流は続けているものの、経済制裁などの影響で、北朝鮮では、4年前から絵の展示会をしなくなりました。国や大人によって、子どもたちの純粋な気持ちまでもが振り回されてしまうことは、あってはならないことです。将来を担う子どもたちが、今後も交流を続けることで、一歩一歩より良い関係を築けることを願います。(竹内久乃)
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2010年11月18日放送

#1398 「2010年ボージョレ・ヌーボー解禁」

ゲスト:ロオジエ チーフソムリエ 中本聡文さん
担当キャスター:竹内久乃

【テーマ】
フランス産ワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」が、11月18日午前0時に解禁された。今年のボージョレは収穫期に天候に恵まれ、フルーティーでバランスのとれた仕上がりになっている。低価格品の増加で今年の輸入量が6年ぶりに増加に転じる見込みの中、スタジオに東京・銀座のフランス料理店ロオジエのソムリエ・中本聡文氏を招き、ボージョレ・ヌーボーの基礎知識、楽しみ方を教わった。

【放送後記】
11月の第三木曜日は、ボージョレ・ヌーボー解禁日です!みなさんはもう飲みましたか?赤ワイン、そしてロゼも含まれるボージョレ・ヌーボーですが、スタジオに16種類のボージョレ・ヌーボーを用意し、味、色、香り、注ぐ量など、中本さんに実践していただきながら教えてもらいました。例えば、歯茎にワインをしみ渡せるようにティースプーン一杯分の量を口に含み渋みなどを確認するなど、ワインを味わうコツはいろいろとあります。どんな料理にも合うと言われているボージョレ・ヌーボー。普段飲まない方も、今夜は、お家で気軽にワインを楽しんでみてはいかがでしょうか。(竹内久乃)
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2010年11月17日放送

#1397 「アウン・サン・スー・チーさん解放でどうなる?ミャンマー情勢」

ゲスト:ビルマ情報ネットワーク 秋元由紀さん
担当キャスター:竹内久乃

【テーマ】
11月7日、ミャンマーで20年ぶりの総選挙が行われた。選挙結果は、現在ミャンマーを支配している軍事政権側が圧勝の見通しとなっている。20年前の選挙で勝利した民主化勢力の最大野党NLD(国民民主連盟)は、不公正な選挙制度によって今回の選挙を前に事実上、解党を余儀なくされた。こうした中、民主化運動指導者のアウン・サン・スー・チーさんが、約7年半という長い自宅軟禁生活から解放された。この解放はミャンマーにとってどのような意味を持つのか、また、今後のミャンマーはどうなっていくのか。民主化を求める人たちと支配を強めたい軍政側との間で揺れ動くミャンマーの現状に迫った。

【放送後記】
20年ぶりのミャンマー総選挙。USDPは、少なくとも4分の3を獲得したとして事実上の勝利宣言を出しています。選挙結果が確定すれば、90日以内に議会が召集され、大統領や副大統領、閣僚が選ばれますが、現在の軍事政権の閣僚たちを中心に新政権が発足される見通しです。一方で、スー・チーさんが約7年半ぶりに解放されましたが、心配されるのは、再び軟禁されてしまうのではないかということです。国際社会によるミャンマー軍政への経済制裁も続いている中、今後、新政権が誕生することで、ミャンマーはどう変化していくのでしょうか。(竹内久乃)
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2010年11月16日放送

#1396 「尖閣と北方からみる日本の“領土”と“海防”」

ゲスト:初代内閣安全保障室長 佐々淳行氏
解説:解説・専門記者室 主席解説委員 岩城浩幸
担当キャスター:竹内久乃

【テーマ】
9月の尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件に続き、11月にはロシアのメドベージェフ大統領の国後島訪問と、「主権」に絡む問題が相次いで起きた。2つの問題ともに、APECでの首脳会談では、互いが主張を出し合うのみで解決への糸口は見出せていない。また、漁船衝突映像のインターネット流出でも対応に苦慮した日本政府。一連の問題への対応と日本の危機管理について、第一線で携わってきた佐々氏を招き考えた。

【放送後記】
「尖閣諸島の問題で弱腰外交をしなければ、メドベージェフ大統領も国後島を訪れることはなかっただろう」と語る佐々さんは、日本はもっと、世界各国に積極的に主張していかなければならないと言います。また、漁船衝突事件の映像流出事件に関しては、犯人探しばかりが注目されていましたが、どうしてこのような事が起ってしまったのか、もっと根本的なところを問うことが必要だとも話していました。また映像に関しては「国民の知る権利」と共に、国家公務員としての守秘義務についても語っていただきました。佐々さんのパワフルで説得力のある語り口調は、私自身学ぶことが多く、あっという間に時が過ぎた拡大版「ニュースの視点」でした。(竹内久乃)
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2010年11月15日放送

♯1395 「愛でヨーロッパは救えるか?」

ゲスト:一水会代表 木村三浩さん
ゲスト:同志社大学大学院教授 グローバル・スタディーズ研究科 内藤正典さん
担当キャスター:竹内久乃

【テーマ】
8月14日、欧州8か国の右翼や極右と呼ばれる政党のメンバーが、靖国神社を参拝した。日本の民族派団体「一水会」が招待したのだ。ヨーロッパ各国では、経済不況の不安や増加する移民問題に対する反発などから「極右政党」の支持が拡大し、選挙の度に、その議席数を増やしている。しかし一方で欧州は今、文化の違いやマイノリティーへの寛容さを失いつつある。「少数民族ロマの送還問題」や「ブルカ禁止」に「モスク建設反対」など、社会に対する不満が移民差別という形で噴出しているのだ。ヨーロッパ各国で拡がる「社会」と「文化」の分断、溝は深まることはあっても埋まることはないのか。

【放送後記】
ヨーロッパでは、右翼や極右と呼ばれる政党の支持が拡大する中、「移民問題」「経済格差」「宗教問題」など様々な問題を抱えています。特にフランスでは、移民系であるというだけで働きたくても働く場所がない若者が多く、不満が高まっています。また、「ブルカ禁止」など、イスラム系の住民にとって生きづらい社会になっています。愛国心とは何なのか。宗教的、社会的偏見のない国を創ることは不可能なのか。様々な問題を抱えている中、今後ヨーロッパはどこへ向かうのでしょうか、改めて考えさせられた「ニュースの視点で」した。(竹内久乃)
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2010年11月11日放送

#1394 「ハンガリー “赤い津波”から1か月」

ゲスト:日本総合研究所 足達英一郎主席研究員
解説:ベルリン支局 岡山美彦
担当キャスター:竹内久乃

【テーマ】
10月4日、ハンガリー西部の小さな村で起きた廃棄物流出事故。アルミニウム製造工場の貯水池が決壊し、強いアルカリ性の真っ赤な汚泥が高さ2メートル近くの津波となって押し寄せ、10人が死亡、150人がやけどなどのけがをした。あれから1か月余り、現場では有害物質を含んだ粉じんが舞う中、懸命の撤去作業が続くも汚泥の量は膨大で、今も手つかずの場所があちこちに残る。長期化する事故の影響と対策を考えた。
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2010年11月10日放送

#1393 「ギネス世界記録 〜世界一の魅力とは〜」

ゲスト:ギネス・ワールド・レコーズ・ジャパン フランク・フォーリー社長
ゲスト:ギネス世界記録公式認定員 小川エリカ さん
担当キャスター:竹内久乃

【テーマ】
「世界で1番になりたい」。スポーツでも、趣味の分野でも、誰もが一度は挑戦したり、夢見たりした事があるのでは。そんな世界ナンバー1を記録し続ける「ギネス・ワールド・レコーズ」社に2007年、イギリス、アメリカに次いで、日本支社が設立された。日本語での申請が可能になった事もあり、ここ数年、記録申請数が倍増、国内での成長に限界が見えてきた日本にとって、最先端技術や、地域の特産品などを世界にPRする企業・団体が増えている。明るい話題で日本を元気にする「ギネス世界記録」、その魅力に迫った。
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2010年11月9日放送

#1392 「中間選挙大敗 今後のオバマ政権は」

ゲスト:拓殖大学 海外事情研究所 川上高司教授
解説:報道特集キャスター 金平茂紀
担当キャスター:竹内久乃

【テーマ】
11月2日に行われた、オバマ政権で初となる中間選挙。与党・民主党は、共和党に、下院で4年ぶりに過半数を奪回されるなど、歴史的大敗を喫した。色あせてしまった「チェンジ」への熱狂。オバマ大統領の求心力が低下する中、オバマ政権は今後どこへ向かうのか。中間選挙の結果を振り返るとともに、6日から行われているオバマ大統領のアジア歴訪に注目した。

【放送後記】
中間選挙で大敗したオバマ政権。敗因として挙げられるのが「景気」の問題です。10月の失業率は、3か月連続横ばいの9.6%と、厳しい雇用情勢が続いています。景気回復のため、輸出と雇用の拡大を図りたいオバマ大統領は、アジア歴訪で最初に訪れたインドとの関係を強化する動きを見せました。また、オバマ大統領が力を入れた「医療保険制度改革」を、共和党が阻止しようとする中、今後、どのように議会運営をしていくのかが注目されます。民主党と共和党、ティーパーティーとの関係を含め、2年後の大統領選を見据えて、オバマ大統領の手腕が改めて問われることになります。(竹内久乃)
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2010年11月8日放送

#1391 「猛暑のち厳冬? 今年の冬の寒さは」

解説:増田雅昭気象予報士
担当キャスター:竹内久乃

【テーマ】
気象庁が10月末に発表した予報によると、この冬は「暖冬傾向だった過去10年の中では、やや寒くなる見込み」としている。一部では「ラニーニャ現象」の影響で寒くなるといわれているが一概には、これが原因とは言えないという。ラニーニャ現象以外の寒さの要因となるのは何か、また、過去に起こった竜巻・突風や大雪被害を振り返りながら、この秋から冬の天気の傾向を増田気象予報士が解説した。

【放送後記】
皆さんは突風の起きやすい時期を知っていますか?月別では台風の影響や海水温の影響などから9月から11月にかけて、最も多く発生しているそうです。竜巻も突風の一種で、その他、ダウンバーストやガストフロントなども挙げられます。ここ数年増えている竜巻被害。今では「竜巻注意情報」や「竜巻ナウキャスト」などで竜巻情報を知ることができますので、チェックしてみてください。そして、今年の冬の傾向ですが、寒暖の差がはっきりした気候になるようです。今のところ、全国的に平均並か気温の低い確率が高いと予想されていますが、12月、どのあたりに寒気が降りてくるのかが、ポイントになるということです。今年の冬の傾向をより詳しく知りたい方は11月25日の気象庁から1ヵ月予報が発表されるので注目ですよ。(竹内久乃)
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2010年11月4日放送

#1390 「保育所に入れない 〜待機児童問題の解決策は〜」

ゲスト:第一生命経済研究所 松田茂樹主任研究員
解説:社会部 牧嶋博子
担当キャスター:竹内久乃

【テーマ】
大都市圏を中心に増加している待機児童。待機児童とは国の基準をクリアした認可保育所に、入所を希望しても入れない児童のことだ。今年4月時点で約2万6千人と過去最高の2003年とほぼ同じ水準に達している。女性の就業意識の高まりに加え、不況のため働こうとする母親が増えたことが原因だ。早急な対策が求められるこの問題にどう取り組めばいいのか。待機児童をめぐる深刻な現状と今後の行方を探った。

【放送後記】
待機児童は、特に都市部に集中し、0〜2歳児が最も多い状況です。これまで国は何度も子育て支援策を打ち出してきましたが、保育所を増やしても保育士が不足していたり、0歳児を預かってもらえない認可保育所があったりと、対策が需要やニーズに追いついていないのが現状です。また、認可保育所とその他の保育所では、費用にも差があるなどの問題もあります。政府は来年度に向け、幼稚園、保育所を一元化する「こども園」を含めた「子ども・子育て新システム」基本制度案を検討しています。このような大きな枠組みを考えることも大切だと思いますが、「今、子どもの預け先がすぐに欲しい」という声に応えるためにも、スピード感を持って、早急に、待機児童対策へ取り組んで欲しいと思います。(竹内久乃)
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2010年11月2日放送

#1389 「緊張続く日中関係 解決の見通しは」

解説:解説・専門記者室 主席解説委員 岩城浩幸
担当キャスター:竹内久乃

【テーマ】
尖閣諸島沖での中国漁船と海上保安庁の巡視船衝突事件以来、緊張が続いている日中関係。レアアースの輸出停止や反日デモなど、その影響は様々なところに波及している。10月末にベトナム・ハノイで行われたASEANでは、予定していた菅首相と中国の温家宝首相との首脳会談が直前でキャンセルされるなど、二国間の溝はいまだ埋まっていない。果たして解決の糸口はあるのか。これまでの経緯を振り返りつつ、今後の日中関係を考えた。

【放送後記】
10月29日午後から行われるはずだった日中首脳会談。中国側が急遽キャンセルし、日中首脳会談は絶望的と思われましたが、翌日30日に10分間の非公式「懇談」が行われました。菅首相は会見でも「戦略的互恵関係」を強調していますが、互いに利益のある良好な関係が築けているのかは、疑問を感じずにはいられない状況です。こうした中、今月13日から横浜でAPEC首脳会議が行われます。日本と中国、2国間の会談があると予想されていますが、会談の際、両国が 互いにどこまで歩み寄れるのかなど、今後の日中関係の行方を握る鍵となりそうです。(竹内久乃)
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2010年11月1日放送

#1388 「砂塵の国で今何が・・」視点拡大版SP

解説:報道特集キャスター 金平茂紀
担当キャスター:竹内久乃

【テーマ】
報道特集の金平キャスターが取材したアフガニスタン・リポートの90分スペシャル。2001年当時と比べると、カブールはめまぐるしく変貌を遂げていた。携帯電話が普及し、テレビからは娯楽番組が放送されるタリバン時代にはなかった光景。モノがたくさん出回って豊かにはなっていたが、貧富の差もひどくなっている。物乞いやストリートチルドレン、誤爆の被害にあった多くの避難民たち・・。この国が抱える問題はあまりにも大きい。取材中の9月は、同時多発テロの起きた日や米国内のコーラン焼却計画でアフガン国内では激しい抗議デモが起きた。報道特集では収まり切れなかった映像を追加し、アフガニスタンの復興の「光と影」を現地報告。

【放送後記】
アフガニスタンでは、女性や子どもたちの立場でも、いまだ厳しい状況が続いています。虐待や強制結婚を強いられ、心の傷を負った女性シェルターで過ごす女性の姿や、親を目の前で殺された子どもが涙を流しながら、わらべ歌を歌う姿は忘れられません。こうした中、アフガニスタンの復興を目指し、希望を持ってテレビ局で働く若者や、人々が家族を大切に思う気持ちの強さというものは、私たち日本人が忘れてしまっていることではないか、と痛感させられました。私たちにできることは何かを改めて考えると共に、アフガニスタンに対する日本の支援は金銭面だけでなく、農業や教育などの民生分野でより行う必要があると改めて感じたニュースの視点でした。(竹内久乃)
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