出演者インタビュー:最終夜『レベル7』(5月28日放送)

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玉木宏(たまきひろし)さん

宮部作品に対する印象
宮部みゆきさんは、読む人の心を強く惹きつける、特にミステリーが魅力的な作家さんだなという印象があります。僕は今回、最終夜に放送される『レベル7』という作品で主演をつとめさせて頂くのですが、いい緊張を感じつつ、「しっかりやらなければ」という思いで挑みました。
『レベル7』という作品との出会い

これは運命なのか…たまたま出演のお話を頂く直前に、宮部さんの作品をいくつか読んでいて、この『レベル7』の原作にも目を通したばかりだったんです。だから、すごく不思議なご縁を感じました。
この小説が書かれたのは、遡ること20年ほど前だと思うのですが、今現在どこかで起こっていると聞かされても違和感がないような、非常にセンセーショナルな題材を扱っているんですね。宮部さんは随分と時代を先取った作品を世に発表されていたのだなと改めて驚かされました。
『記憶を喪失した男』(主人公)の役を演じるうえで、心掛けたこと
“記憶がない状態”を演じるというのは、真実がわからずモヤモヤした気持ちが、撮影中もずっと続くような感じなんですよ(苦笑)。ただ、僕の演じる役は、脳裏に残る微かな残像を辿って、少しずつ記憶を取り戻していくようなところがあるので、その微妙な心情の変化が視聴者の方にも伝わるよう、さじ加減は監督に委ねつつも繊細に表現したいと思っています。
また、自分以外の誰も信用できないような状況に陥ってもなお、ともに同じ部屋で目覚めた女(杏)のことを「一緒に暮らしていた女性なのかもしれない」と好意的に受け止め、相手の気持ちを尊重することを忘れない彼の前向きな物の捉え方や生き方というのは、「素敵だな」と思いましたね。これは台本を読んで印象的な部分でもあったので、そういうキャラクターの一面は大切に演じたつもりです。
本格的な共演は初となる、杏さんの印象について

ドラマの中で、僕の演じる男が、杏さん演じる女に対して「君は意外と逞しいし…」と発言するシーンがあるのですが、そのセリフ通り、まさしくそんな印象です(笑)。以前、NHKの大河ドラマの乗馬練習でご一緒させて頂いた時も、男の中に混じって勇ましく馬を叩く姿がとても印象的だったのですが、女性なのに豪快なところもあって、現場でご一緒させて頂いても非常に気持ちがいい方です。
その他の共演者について
素敵な方ばかりで刺激を受けるのですが…とにかくみなさん大きいです(笑)。こんなに高身長の出演者ばかりが揃う作品というのも、なかなか貴重だと思いますね。先日、とある病院をお借りしてロケを行ったのですが、『レベル7』のキャストが集うと、なんだか院内の天井も低く、ベッドも極端に小さく感じられて…。もちろん、現場では真剣なお芝居が繰り広げられているのですが、客観的に見ると、どこか“ままごと”をやっているような滑稽さがありました(笑)。
「とにかく撮影が大変」とのことですが、特に忘れられないシーンは?

“僕らが記憶喪失にさせられてしまうのではないか”というぐらい、非常にタイトなスケジュールで撮影が進行しているのですが…やはり忘れられないのは、初日に撮影した物語の冒頭のシーンでしょうか。とにかくリハーサルの段階から汗だくになってしまうぐらいに体力を消耗して、流れ落ちてしまったメイクを再度直してから本番に挑んだほどでした(笑)。この日だけで、台本23ページ分のお芝居を消化したのですが、携わったスタッフのみなさんも本当に大変だったと思います。
視聴者のみなさんへメッセージ
視聴者の方も、僕らの演じる役と同じように「これからどうなってしまうんだろう」とハラハラして頂けるような作品になっていると思いますので、楽しんでもらえたら嬉しいですね。息を抜くシーンがひとつもない、スリリングな展開の連続が待ち受けていると思いますが、隅々までしっかりとご覧頂きたいです。

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