みどころ:
瀬戸内海に面して隣り合う、花崎藩と赤津藩の合併騒動により水戸老公が旅立つことに。助三郎(原田龍二)の学友で、赤津藩の江戸勤めの藩士・山内裕之進(ひろのしん)(中村繁之)が騒動の渦中にいたことで、水戸老公一行は海路瀬戸内へと向かうことになる。
騒動解決のために活躍する山内の妹・志保を演じる小沢真珠は、第38部のシリーズレギュラーとして、事件が収まった後も一行の旅に同行。
第37部の11話から登場した内藤剛志が演じる風車の弥七も、もちろん健在。今シリーズでも老公を陰で守りながら世直し旅を支える。
(※写真前列左から:助さん、黄門様、格さん。後列左から:お娟、志保。最後列:新助)
登場人物:
水戸光圀(みとみつくに)/里見浩太朗(さとみこうたろう)
越後のちりめん問屋の隠居を名乗り、世直し旅を続ける水戸のご老公。杖を剣代わりに腕も立つ。優しさと厳しさを合わせ持ち、人一倍好奇心が旺盛。
佐々木助三郎(ささきすけさぶろう)/原田龍二(はらだりゅうじ)
老公のお供で剣の達人。何事にも動じない大らかな性格で、旅先でついハメをはずしてしまうことも。格之進とは対照的に少々軟派で女性好き。
渥美格之進(あつみかくのしん)/合田雅吏(ごうだまさし)
老公のお供で印籠と旅費を預かっている。腕が立ち、ふだんは素手で闘うことが多い。とにかく生真面目で道中日誌を欠かさない。
疾風のお娟(はやてのおえん)/由美かおる(ゆみかおる)
ふだんは旅芸人のふりをしているが、実は美貌を武器に悪の実態を探る七変化の女忍者。芸者の娟奴や、時に軽業師などになりすます。
おけらの新助(おけらのしんすけ)/松井天斗(まついてんと)
ご老公の旅のお供。明るくて気立ては優しいがそそっかしく、トラブルを持ち込むことも少なくない。助さんとハメをはずし格さんにたしなめられることも。
山内志保(やまのうちしほ)/小沢真珠(おざわまじゅ)
正義感の強い武家の娘で医者を目指している。藩のお取り潰し騒動の際ご老公に救われ、それを機に一行の旅に同行する。
風車の弥七(かざぐるまのやしち)/内藤剛志(ないとうたかし)
老公たちを常に陰で支える元義賊の忍者。一行とは別行動をとり、悪事の情報収集を行う。武器は手裏剣代わりの赤い風車。